きつい・汚い・危険・給料安い...
飲食業や小売業と合わせてブラック御三家なんて世間では言われている介護業界。3Kだか4Kだかわかりませんがまさにその通りです。
テレビだったら高性能なんだけど笑
ハローワークの求人を見ても介護だらけ..そんでもってどこも給料はめちゃくちゃ安い!!
そもそも介護の世界ってどんな人たちが働いているのでしょうか?
資格が必要っぽいけどどんなのなんでしょう?
ざっくりまとめてみたいとおもいます
特別養護老人ホームや老人介護福祉施設、老人ホームやデイサービス、小規模多機能型なんとかかんとかや、はたまた病院や障害者施設...介護職の働くフィールドは意外とたくさんあるのですが、みなさんご存知の通りそのどれもが人手不足です。
資格・経験不問!!勤めだしてから丁寧に指導します!
なんて謳い文句のところがたくさんありますが実際どーなんでしょう?
介護職に求められている資格...いくつかあるのですが実は段階があったりします。
介護職員初任者研修
(旧:ホームヘルパー2級) 通称ヘル2
↓
介護職員実務者研修
(旧:ホームヘルパー1級)
↓
(国家資格)
↓
ケアマネージャー
(都道県認可)
.....てな感じに段階があります。
初任者、実務者あたりは民間の資格講座に申し込んで一定のカリキュラムを終了し終了試験(あったりなかったり)をクリアすれば取得できる資格です。なかには職安なんかで無料で講座を受けて取らせてくれるところもあるみたいです(テキスト代とかはかかるみたい)そんでもって現在(2017年3月)の仕組みでは介護業界に足を踏み入れて3年(1095日間)の実務経験と実務者研修の終了の二つの要件を満たせば国家資格である「介護福祉士」の受験資格が得られます。
毎年夏くらいから申し込みが始まってあれこれ書類を揃えて申し込んで毎年1月に主要都市を会場に行われる国家試験に合格すると晴れて「介護福祉士」です
。
ちなみに試験の申し込みにはお金がかかるし試験に合格しても「介護福祉士登録簿」ってのに登録するのにさらにお金がかかります
(登録免許税¥9,000 登録手数料¥3,320)
試験を受けるのにもお金、合格してもお金...世知辛いですね。
この流れは全体の8割くらいの所謂「転職者ルート」で、もちろんこれ以外にも専門学校や、大学の福祉学部を卒業して資格を取得する人たちも大勢いらっしゃいます。でもじつわ、資格を取っても介護職に従事していない人が4割ほどいるそうです。
はじめに書いた、きつい・汚い・危険・給料安いな業界に足を踏み入れるのはなかなか勇気と覚悟が必要なようです