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アラサー介護の戯言ブログ。

アラサー介護職(♂)の憂さ晴らしです。。

12000年の歩み②

一つ所に留まって農作物を生産し、一つ所に留まって繁殖する。

動物から人間ぽくなってきた彼らホモ・サピエンスが当時何を考え何を信じ、どんな物語を語っていたのか現代人は想像するしかありません。

 

どんなに優秀な考古学者も生物学者も哲学者も、すき家のバイトもアニメイトの店員も実際に、タイムマシンで見てくることが出来ないのでそれは同じことです。

 

環境と遺物から空想するしかありません。

彼らがそれまで信仰してきたアミニズムと呼ばれる思想から(壁画とかから分析するらしい)、特定の人物や、たった1人の天にまします造物主を信仰するような環境が整えられつつありました。

 

彼らのコミュニティの中で敬われ大切にされていたのは老人たち...それは間違いなかったはずです。

その時代時代の平均寿命がどんなものかはよくわかりませんが乳幼児の死亡率がべらぼうに高かったとしても平均で20〜30歳くらいなのではないかとここでは仮定します。

日本の江戸時代の平均寿命がだいたい30〜40くらいだったらしいからそれよりは短かったんじゃないかしら??

織田信長が「人生50年」って言ってるし

 

なので彼らの世界の老人というのは現代人が考える老人とは全く全然違うものだと考えて間違いはないでしょう。

 

長いこと生き残った貴重な知識と技術の伝承者...だったことは想像ができます。

 

美味しい果物の実る森や動物の狩り方、作物の育て方や村々の治め方...全知全能のGoogleや気軽に情報を共有出るラインもツイッターもたぶん無かっただろうから老人たちの蓄積した知識や技術というのは何にも代え難い貴重なものだったことでしょう。

 

文化が生まれ、社会が生まれ、宗教が生まれ、戦争が起こり、衰退し繁栄し発展し後退し......

 

森の中で裸で果物探していた彼らホモ・サピエンスが、ロケットに乗って月に降り立って世界中の人がテレビでそれを眺めるようになるまでだいたい12000年と言われています。すごい進歩です。

 

ゲームボーイ3DSになるよりすごい進化です。

 

時代はぶっ飛んでいまからだいたい100年前の1920年代。

フィッツ・ジェラルドの「華麗なるギャズビー」に綴られているニューヨークの黄金時代のような華やかな世界。大恐慌の始まる前の幸福な時代です

 

当時の世界人口は約10億だか20億人。

それからたった100年の現代(2017)の人口は70億を超えています

 

10億に届くのに12000年かかったのにそこから7倍増えるのにたった100年です。

 

それまでの人(ホモ・サピエンス)の歴史は飢え・伝染病・天災・戦争との戦いでした。シンプルに「生きる為」の歴史だったのです。

 

しかし栄養環境が改善し衛生環境が発達し医療技術が進歩して誰もが長寿を獲得できる時代になりました。

 

たしか、いま現在の日本人の平均寿命は男性が83歳くらい女性が86歳くらいだったと思います

 

正確に確認が取れている人類最高齢はイタリア人女性で124,5歳だったかな?

人体の細胞のテロメアの限界値もだいたいそのくらいだと言われています

 

たしかに長寿は幸福なことかもしれません。

しかし、現代人の全てが120才まで生きるようになったらどうなるでしょう?

 

日本が抱えている大きな課題「超々高齢化社会」。人類が今まで経験したこともない社会状況だなんてよく言われますが少し掘り下げただけでもこのくらいの積み重ねの上で起こっている事なのです