孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

介護保険の使い方①

同僚太くん「ボクえも〜ん」

 

ボクえもん「どーしたんだい同僚太くん?また看護師にいじめられたの?」

 

同僚太くん「違うよぉ〜 今年で115歳になるうちのお爺ちゃんが庭で転んで脚を骨折しちゃったんだ。今まですこぶる元気だったけどもう介護が必要みたいなんだ。」

 

ボクえもん「なるほど〜 そんな時はこれを使うといいよ」

 

同僚太くん「なになに?」

 

ボクえもん「てけててん!!毒薬ぅ〜」

 

同僚太くん「おいこら(怒)」

 

ボクえもん「あっごめんごめん間違えた。こっちこっち...」

 

同僚太くん「なになに??」

 

ボクえもん「てけててん!!銃ぅ〜」

 

同僚太くん「殺すぞ。」

 

僕「と、いうわけで今日はもしも自分や親族が要介護状態になった時に使える「介護保険」について説明するよ。ザックリとね」

 

同僚「初めからそうしろ」

 

僕「介護保険っていうのは日本の社会保障制度の一つで超超高齢社会のこの国で「介護を必要とする状態になっても安心して生活が送れるように介護を社会全体で支えること」を目的として平成12年の4月からスタートした制度なんだよ。」

 

同僚「なるほど」

 

僕「最新のデータではないけれど2015年12月現在の日本の高齢者の人口は約3,359万人。その中で介護や支援が必要な人の割合は約20%の619万人もいるんだ。」

 

同僚「多いと思うか少ないと思うかは人それぞれ。」

 

僕「知っての通り、この国の高齢者の定義は「65歳以上の人」のことで介護保健を使用できるのも基本的に65歳から。この介護保険を使用できる65歳以上の人たちのことを「第1号被保険者」と言います。」

 

同僚「介護保険を使用できるのが「基本的に」65歳以上と言ったのは一定の条件のもとでは65歳以下の人でも適用されるからで、その適用される条件には所謂「特定疾病」という16の病や症状があてはまるんだったね」

 

僕「実際のところ介護保険を使用されている第1号被保険者の割合は「後期高齢者」と定義されている75歳以上の人が8割以上なんだよ。」

 

同僚「歳をとればとるほど身体に不具合が出てくるのは当然だから、当たり前っちゃ当たり前だよね。」

 

僕「この介護保険を受ける為の条件には「申請」と「認定」の二つの段階が必要で歳をとって体が弱ってきたから自動的に使えるってわけではないところがポイントです」

 

僕「「申請」の仕方と「認定」までの流れをざっとまとめてみたいと思います」