孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

カドゥンラール・スルタナトゥ

「ここは大奥だからね。ここで働いている僕たちはあの人達にすごく気を使わないといけないんだよ。」

by都市部の支店の管理者に栄転された元上司

 

 

介護業界は女社会です。

統計をとると男女比は3:7だそうで、一般的な認識によれば看護師や、保育士と同じで「女性の仕事」だというイメージが強いそうです。

 

ソースを漁ってもちょうどいいのがみつからなかったのだけど、東洋経済がまとめた「日本に存在する職業を63種に分類した時の40才の時の平均年収ランキング」のなかでぶっちぎりの最下位の職業で、国が統計を取っている「心を壊しやすい職業(メンタルを崩しやすい職業)ランキング」では医師、医療職、長距離ドライバー等々を突き抜けて一等賞を獲得していお仕事です。

 

はっきり言って絶対にオススメしないし、好き好んでやっている人は殆ど居ないし、職員は訳ありや、流れ流れて介護業界に引っかかった人達が大半なような気がします。

 

ここを、尊厳と誇りと価値と感動とやり甲斐に満ちた聖域だと考える人もいるし、

 

ここを、絶望と諦念と無駄と無情と不要な人間を吐き溜めた社会の三角コーナーだと思う人もいます。

(僕はこっちより)

 

そんな中、低賃金重労働よりも離職の原因足りえるのが人間関係で、今回は今、閲覧してくださっている紳士諸君に女性社会の介護業界(現場)でいかに彼女達と上手くやっていくかについてのお話です。

 

悪名高いおばヘルや、ロクに働かないのに態度と声だけはやたらとでかい若い女性職員。やたらめったら話を盛って陰口や噂話を撒き散らす人たち。

ヒステリックなシンママ達の女子高生レベルの派閥争いや好き嫌いによる業務上の不和。

馬鹿馬鹿しいけれど切っても切り離せない職場内の男女のあれこれ....

 

もう、テーブルひっくり返して頭を掻き毟りながら奇声を上げて逃げ出したくなることだらけなんだけどこの業界にいる限りこの環境は変わりません。

早く逃げ出すのがお勧めです。

 

 

過去と他人は変わらない。

だから、自分と未来をどうにかしよう。

 

と思って適応していくしかないのです。

環境に適応できなかった種は淘汰されていくだけなのだから。

 

一番大切なことは距離感を間違えない事!!余所余所しすぎてもいけないし、馴れ馴れしすぎてもいけない!あとは清潔感。毎日、汗水漬くになって糞尿の始末をしているわけだから意識していないと不衛生になりがち。

男よりも女性の方が臭いに敏感で尚且つ、男よりも女性の方が識別できる色の種類と範囲が広いらしい。

言うまでもないことだけど、ここをしっかりしておかないと「生理的に無理」っていうもうほんとうにどうしようもない事態に陥りがちです。

 

ロッカーの中には常に、デオドラント系のあれこれや着替えや髭剃りを用意しておくこと。これが最低ライン

((((;゚Д゚)))))))めんどくせっ

 

手っ取り早いのが群れのボスに気に入られること。

 

特定の人と仲良くなり過ぎてもいけないし、群の1人を敵に回すと群全体と戦争しなけりゃならない事態にも陥ることすらある‼️

 

厄介極まりないです。

 

でも、逆に可愛がられるポジションや、頼りにされるだけのスペックと人格を備えさえすればそれなりに楽しく幸せに過ごすことも不可能ではありません。

 

「差別」ではなくて、「区別」なんだけど彼女達(女性)は、自分たち(男)と物の考え方も見えているものも感じ方も何もかもが全くちがう生き物だということを常に忘れないでください。

 

特に、この業界では男は女に絶対に敵いません。

 

自分たち(男性職員)はいつだって危険極まりない地雷原を歩んでいることをどうぞお忘れなく....

 

 

fin.