ド低賃金薄給重労働。3Kどころじゃねーよ問題。
・現在の環境(状態)
所謂3Kの中身はきつい、汚い、危険あたりが一般的だけれど他にも給料安い、嫌われる、帰れない、格好悪い、臭い、厳しい、身体壊す、...などなどいろいろあるらしい...其の総てを網羅出来ている選ばれし職業は我らが介護職いがいには無いと自負している。自分は中途採用で介護業界に入った口なので(登る山間違えたなと心底思っている🏔)、まったく畑違いの営業職をやっていた時代🥭🥝🍋🍌🍐、職人系🎭💃🩰🎙💡(笑)のお仕事の真似事をしていた時代と他業種も経験はしているのだけど、ぶっちゃけそれらと比べて介護が特別大変な仕事だとは思ったことがない。決して楽ではないし舐めているわけではないけれど他業種の売上げ高、数字、ノルマ、納期、営業に日々追い立てられる環境に比べれば(そういった点では)気楽だとすら思うことがある。仕事の内容は経験...!というよりもコツを掴めばそれなりにうまくやれるし、まるっきり運動音痴で特別体力があるわけでもない自分でさえ車椅子や手摺りやディスポのゴム手袋や入浴用のリフトや、なによりも重要な電動ベッド🛌がある環境の中であれば7年勤めていても特に身体を壊したこともない🏋️♀️。
ただ、介護職は長く勤めていれば慣れるかと言えばそうではなくて慣れやら技術やら学びや資格以前に、出来るか出来ないかは生まれ持ったその人の気質に寄るところが大きいと心底思っている。忍耐力や共感能力、コミュ力、所謂..根性と呼ばれるもののキャパシティは人それぞれ違うわけだから当たり前っちゃ当たり前だけれども。ちなみに共感能力とコミュ力は自分には全くない。
・どうなれば良くなったと言えるのか？
「薄給」の部分は置いておくとして「重労働」の部分を改善するのは簡単で1人あたりにかかる負担の量を減らせればいいだけなんだけれど、そのためには解答①にも書いた人手不足を解消しなければならない。メビウスの輪のようなもんであっちとこっちが合わさっているのでその表も裏もどっちも一挙に片付かないと解決しない。野球⚾️に例えるのならば少年野球の選手(要介護者)も高校野球の選手(要介護者)もプロ野球の選手(要介護者)もメジャーリーグの選手(要介護者)も全員いっしょくたにしたチームに対して、試合の相手チーム(介護職)は1チーム9人必要なはずなのに5人しかいなくてしかもそのうち3人はルールも知らなければバットも握ったことのない素人みたいな状態で介護職チームは、「絶対に完封で勝たなければ許さないからな‼︎」と言われている状態がなくなればいい。要は試合に勝てる(=試合が出来る)だけの経験と技術のある選手を9人(1チーム分)揃えて監督とマネージャーや控えの選手もしっかり整っている状態になればいい。....そんでもってリーチマイケルみたいなリーダーが居てくれたら尚良し👍🏈
・どうすれば良くなるのか？
仕事の簡略化や効率化に関しては介助時の身体の負担を軽減するためのパワードスーツ🏋️♀️が開発されていたりICT技術を導入して日々の介護記録やらケアチェックやらを簡単に出来るようにしたりする研究が進んでいるらしい👩💻
医療業界と同じように電子カルテが当たり前になりつつある(もうなっている)施設も少なくないと聞く。逆になにもかもが手書きで同じ内容や項目を幾つもの違う書類にさらに手書きで記載しなければならなくて、その記載された内容の一語一句のチェックに膨大な手間と人員を動員し(書類の監査=異端審問官的な人たち)が全国を飛び回っている非効率極まりない時代錯誤な馬鹿シダーのような会社もある。きっと淘汰されていく。
他にも「日本の優れた技術を海外へ指導し拡散する為」を標榜して実際は人手不足な産業へ安い労働力を海外から輸入するための奴隷貿易とまで言われているEPA(経済連携協定)によってインドネシア🇮🇩、フィリピン🇵🇭、ベトナム🇻🇳から人を呼び込もうとしている。日本人が嫌がってやらない、高齢の日本人や障害者の世話や尻拭きを安く外国人にやらせようという恥知らず極まりないシステムである。大多数の日本人は発展途上国から貧民が出稼ぎ目的で豊かな日本へ喜んでやってくる...と思っているかもしれないが高齢化は全世界共通のトレンドで各国がしのぎを削って労働者獲得に躍起になっている中で日本の介護現場の労働環境は最低最悪劣悪そのもの。外国から来てくださっている労働者への労働環境や賃金は、あの韓国🇰🇷や台湾🇹🇼にだいぶ劣っている。欧州方面なら日本なんかとは比較にならないほどいいのでぶっちゃけ大して選ばれない。さいしょからバックレ目的や騙されて入国してくる人もいる中で、本気で介護福祉士の資格取得を目指してやってきてくれる人は意識が高くて尚且つ日本に留学するだけの経済的余裕やモチベーションがある、本国では富裕層の家の長女や次女が多いらしい。そんな彼女たちを日本の掃き溜めの介護業界に沈めるなんて卑劣を通り越して下劣ですらある。賃金や労働環境が改善されない中で重労働の改善=人員不足の補充をするためには強制的に介護要員を徴収する。高性能AI搭載のロボットを開発する。上記の、外国から安い労働力を導入するくらいしかぶっちゃけ思いつかない😣
単なる妄想だけれど例えば「強制的徴収」の例として....
A.刑法犯の執行猶予期間中は強制的に無償の介護労働に従事することとする。
B.戦時中の「赤紙」よろしく介護のシンボルカラーのオレンジの「オレンジペーパー」なるものが一般市民に突然送りつけられてくる📨その通知をされたものは強制的に介護要員として徴収される‼︎😨
C.一定期間「引き篭もり」状態にある者は行政の引き籠りハンターが捕獲に向かい捕獲後、矯正施設に入所させられ介護職員に改造される‼︎😨
....なんてね笑
人間の代わりに介護が出来るだけのロボット🤖？アンドロイド？が開発されれば万々歳だけれどもそこまで発展する前に間違いなく「団塊の世代」もみんな死に絶えるだろうし笑 本末転倒🙄
映画ネタで悪いんだけどSF映画の金字塔「ブレードランナー(主演:ハリソン・フォード」(1982年)の中に「レプリカント」と呼ばれる労働用の人造人間が出てくる👀‼️まーそいつらはいろいろあって反乱おこすんだけどさ。
その続編「ブレードランナー2049」(2017年)の中でとあるキャラクターが演説をぶつ。
あらゆる文明は使い捨ての労働者で成り立つ。
使い捨てられる労働者はどこから調達すればいいのかな？
④に続く
