孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

おばヘルのトリセツ③

世界的大大ベストセラーのファンタジー小説ハリー・ポッター」シリーズ

 

著者も中学生の頃から大好きで小説も全部読んだし持ってるし、映画も全部映画館に観に行きました。

新シリーズの「ファンタスティックビースト」シリーズもすごく面白いです!

主演のエディ・レッドメイン?もすごくカッコいい!

 

そんなハリー・ポッターシリーズの後半に魔法省から主人公たちの学んでいるホグワーツに送られてきた役人、シリーズきっての嫌われキャラの「ドローレス・アンブリッジ」というおばさんがいます。

これが本当に嫌なやつで物語の中では主人公に罰則だと言って体罰をしたり、禁止されている拷問だか磔の呪文をかけようとしたり、同僚の教師を解雇したり、取り巻きを集めて新しい規則を作ったりやりたい放題暴れまわります

 

介護の現場にいるはた迷惑な「おばヘル」はこのアンブリッジ女史に本当によく似ています

 

アンブリッジから身を守る/うまく付き合うにはどうしたらいいのでしょう?

 

①仕事を辞める

アンブリッジのいないところに行きましょう。

 

②味方を集める

自分の味方をしてくれる人を見つけましょう。多対一だとほとんど勝ち目はありませんが自分も仲間を作れれば助け合ってやっていけます。

 

③無視する

徹底的に無視しましょう。たかが職場の出来事なので勤務時間の間だけは最低限の関わりの距離をとって、それ以外は一切関わらない様にしましょう。

 

④上司(施設長/管理者)に相談する

日頃からよく話をして上の人を味方につけておきましょう。上司がアンブリッジだった場合もうほとんどどうしようもありませんが。

 

⑤殺す

個人的に一番採用したい対策ですが残念ながら日本では許されていません

誰かデスノート持ってません?

 

 

現実的には④がお勧めです。糞のような介護業界でも上層部が儲かる為にも、あんまりバタバタ職員に辞められても困るので本当に酷い人や改善案だったら上の人も聞いてくれるはずです

 

物語のなかでこのアンブリッジ女史が猛威を振るっていたのはハリーたちの学ぶホグワーツ魔法魔術学校から偉大な指導者で校長のダンブルドア先生が不在の時でした。

まともな管理者がいればこんな奴が蔓延ることは本来はないはずです

逆に言えばまともな管理者がいないところではこんな奴らが幅をきかせる状態が多々出来上がります

早めに見切りをつけるのが肝心です!!

 

アンブリッジは自分が散々ディスっていたケンタウロスの群れに引きずられていなくなりました(一時的に)

 

出来ることなら働きやすい環境で働きやすい仲間たちと共に一緒に仕事をしたいものです。

 

おばヘルのトリセツ②

 仕事の出来る出来ないに関わらず、とにかく上から目線。動かない働かない。必要以上に威圧的。ルールを守らない。謎の自分ルールの施行。他人を陥れる。イジメ大好き。噂話大好き。悪口大好き。卑怯卑劣。陰湿。乱暴。傲慢。冷酷。自分勝手。嘘つき。極端に好き嫌いが激しい。人によって極端に態度に差のある接し方。

 

ざっと思いつくことの10分の1くらいをあげましたが、だいたいこんなもんです

どう考えても悪口言ってる様にしか見えないでしょうが真実です。大袈裟に言ってもいません

介護職をやっている人なら同じ職場のあの人の顔が思い浮かぶと思います

 

そんでもってなぜだか二つのタイプに分かれます

 

①豚型 (通称:ボストロール)

ぶくぶくに太った醜い身体。どこの部屋かな?と思うくらいに力士みたいな体型です。馬鹿でかい声。意地汚くズルく、人にはやたらと厳しいですが自分にはめちゃくちゃ甘いです。偉そうに指示をしますが自分は動きません。大変な仕事がある時は居なくなります。悪趣味な服装、派手な装飾が大好きです

 

 

②骸骨型 (通称:死神/カマキリ)

ガリガリに痩せた身体。色白で頬骨の浮いた顔。神経質そうな、性格の悪さが滲み出ている顔。いつも不機嫌、いつでも周りの人のアラや悪口の材料を探しています。とんでもなく傲慢かつ陰湿。大抵の場合、高齢で未婚か離婚歴持ち。なぜだかセレブ気取り。やたらと高級思考か気味の悪いほど少女趣味

 

 

こんなのがゴロゴロいます

豚型と同じシフトになったり、骸骨型に目を付けられると本当に厄介です

ざっくりとスクールカースト的に例えると、骸骨型がグループのリーダー的な位置にいてその取り巻きに豚型が付いている...パターンが多い気がします。

 

入ってきたばかりのまだ仕事を覚えてもいない新人、おとなしい若い女の子等を標的にして集団でイジメ、ハブリ、大好きな煙草をふかしながら生き甲斐の陰口や悪口を仲間内で言い合っています。仕事中に。

 

たまったもんじゃありません

こんなのと一緒に働くのなんて嫌に決まっています。

標的にされた人、まともな人ほどすぐに去っていきます。当たり前です。

 

 

おばヘルのトリセツ①

  行くあてのない者たちの終着地点。人間のゴミ箱。社会のどん底。絶望の掃き溜め。

介護いいトコ一度はおいで

 

 

底辺職の殿堂、介護業界。

年齢、性別、国籍問わずありとあらゆる人たちが流れ着いては去っていきます。

最近では、世の中の景気だか雇用情勢がだいぶ良くなっているらしくて介護の求人に応募してくる人は更に少なくなっているそうです

 

なぜだか不思議な逆転現象が起こるのですが世の中の景気がいい時にはこの業界には人が集まりません

逆に、景気が悪かったり雇用情勢が悪いと集まってきます

 

理由はシンプル。

 

なにも世の中に職がある時に薄給低賃金重労働の仕事を好き好んで選ぶ必要はありません

だけど景気が悪いとき、やむにやまれずどうしようもなくなったときには仕方がありません

最低限、食っていくために、生きていくためにも仕事をしなくてはいけません。

そんなこんなで世間の景気が良くなってくるとこの業界はより一層人手不足になります

お手本のような負のスパイラル笑笑

 

 

辞めてく人の理由のほとんどは薄給重労働...も、もちろんなのですが実は大半は「人間関係」です

ぶっちゃけこれは介護に限らずともどんな仕事/職業でも当たり前に一番の理由なんだろうけれど介護業界では度を越しています

 

最底辺の「誰でもできる」、「誰でも入って来られる」業界。

そこに集まってくる人間は熱い想いや尊い志しを持った人たち....

ではなくて他にどうしようもなくなった人たちがほとんどです。

そもそも人間の質が最低最悪なのです

 

どう考えても人格障害者や、発達障害、前科持ちや元ニート....

イかれたメンバー紹介するぜって言いだしたら本当にみんなイかれてます

 

そんな人たちの集まりの介護職の中でもとにかく悪名高いのが「おばヘル」。

所謂おばさんヘルパーです

 

たしか、男女比が3:7くらいで圧倒的に女性の多い介護現場の中で正社員、パート問わずおばちゃんたちが大勢いるのはなにも不思議なことではありません

 

資格の有る無しに関わらずある程度長いことやっているおばヘルの皆さんはもちろん全員とは言いませんがなかなか厄介な人が多いです

 

介護職四年目、いくつかの現場を渡り歩いた著者の経験と偏見で紹介してみたいと思います。

にもかかわらず笑うこと

何度も何度も書きますが介護の「3K」って何でしょう?

 

 

真っ赤に充血した眼を爛々と輝かせ肩をいからせながらやってきた、介護業界の上層部は唾を飛ばしながら叫びます。

 

当然介護の3Kは「感謝・感激・感動」に決まっているじゃないか!!そこに+2Kで「感謝・感激・感動・クリエイティブ・かっこいい」だっ!!

 

これなら介護甲子園で優勝できることでしょう

 

 

どこからか沸いてきた毒蝮なんとかさんが喚きます。

 

介護の「3K」は、「心、コツ、経験」の三つだ。全身全霊でご利用者様の声に耳を傾けることが大切なんだ!

 

巣鴨あたりで演説すればたくさん飴玉がもらえそうです

 

 

僕はこっそり呟きます

 

「いや、普通に考えてキツイ、汚い、危険だろ。そこに+2Kで、キツイ、汚い、危険、給料安い、嫌われるでロイヤルストレートフラッシュの完成だぜっ」

 

物陰に隠れていたスナイパーにライフルで頭を吹っ飛ばされてしまうことでしょう。

ホンネとタテマエのこの国では本当のことを言うのだって一苦労です(*´-`)

 

「キツイ、汚い、危険」は、毒蝮なんとかさんの言う通り、心掛けとこつ、経験(慣れ)と技術でなんとかなるでしょう。

でも残りの二つ「給料安いと嫌われる」は本人の努力だけではどーにもなりません。

介護職の給料の大元になる介護保険料ははるかかなた頭の上の「国」と「企業(やいろいろな組織)」に管理されているので当然です。

言うなれば.....

 

雨の降らない地域(儲けの無い業界)の下流で農業をしている農民たち(現場の介護職)達は自分達の畑や田んぼに水を引きたくても、上流にあるダムの水門(国が決めている介護保険料:報酬)を開いてもらわないことには川に水が流れてこないので畑に水が引けません。

しかも自分達のところに水が下ってくる前に上流にある村(企業・経営者)が自分達の畑や田んぼにやりたい放題、水を引いてしまうので自分達のところまで流れてくる前に川が干上がってしまいます。

水は、高いところから低いところにしか流れてこないので、元々水脈(儲け)のないそこで井戸を掘ろうが雨乞いをしようが一向に水は得られません。

ダムを管理している連中や、上流の村の連中は豊かに暮らしていますが下流の我々は、飢えて干からびて死ぬのを待つだけです。村からはどんどん人が逃げ出して行きました。

村は荒れに荒れました。最後まで残ったのは他の何処へも行けない人たちだけでした。彼らは当然、「自己責任」で死んでいきます。

上流の連中は口を揃えて嘲笑します。「努力が足りないせいだ、知恵が無いせいだ。無能だから死んで当然だ」

 

理不尽な話です。

 

最もバカにされ、最も嫌われ、最も貶められているこの仕事についていると友達を無くします

なんなら親族からも疎まれます。男なら尚更です

 

きつくてカッコ悪い割に給料も安くて身体を壊すお先真っ暗な職業に就いている男を愛してくれる女性はいるでしょうか?結論からいいます。いません

 

どんなにイケメンでも、どんなに内面が良くても「先が無い」男が選ばれるのは稀なことです(当然、始めからどっちもない著者は論外ですが)

なぜなら、絶対に誰も認めませんが「やり甲斐」や「感謝」だけでは食っていけないからです

 

人並みの生活すら送ることが難しいかもしれません。子供なんて生れようものなら貧困世帯の出来上がりです

 

ネガティブに聞こえようが恨み言に聞こえようが現実は現実です。

 

だから人が居付きません。

まともな人ほどすぐに辞めていきます

 

新人をしっかり教育する暇もない程忙しいし、人手不足なので完全に負のスパイラルから抜け出せません。

そんな中で頑張って指導しても...

 

 

「くっ....俺が..俺が一人でオムツを替えられる様にならないと僕さんが安心して夜勤明けなのに帰れないんだっっ」

 

 

「「卍・介っっっ(ばんっっかい)」」

 

「なん....だと......」

 

みたいなことにはなかなかなりません

 

みんな静かーーにフェードアウトしていきます

 

それでも仕事だから頑張ってやらなくちゃいけません。職業なのでなんとかしなくてはいけません。

いっそ、焼畑農業のように一切合切総てを焼き尽くしてその焼け野原から再生できたらどんなにいいだろう..なんて考えてしまいます

だけどそんなこと出来ません。向こう2、30年は次から次に無尽蔵に押し寄せてくる老人津波を捌ききらなきゃいけません。

ひたすら枯木に水をやり続ける戦争を続けなければなりません

絶望と虚無と怒りの中で、身体を壊し、心を砕きながら。

希望も光も見出せなくてもたとえその先に何もなくとも。

 

べんりなリンク集

日本介護福祉士会

http://www.jaccw.or.jp/home/index.php

 

高住経ネット

:意識高い介護士の為のサイト:

http://koujuu.net/modules/staff/

 

究極のブラックイベント「介護甲子園」

http://mmtdayon.blog.fc2.com/blog-entry-1736.html

 

やる気のない介護職員のぶっちゃけた話

http://zusioumaru.hatenablog.com/entry/2015/07/17/174941

 

 介護職員は年収200万円以下

http://www.thutmosev.com/archives/54912083.html

 

介護辞めたい。

http://kaigoyametai001.com/

 

エヴァ風に介護を語るスレ

http://blog.livedoor.jp/santosu7/archives/21741339.html

 

「 5K」

きつい

危険

汚い

給料安い

嫌われる

 

 

 

日常(実話).

僕「世間は、ごーるでんうぃーくとかいうもので賑わっていたらしいね。その間俺は一日も休みなかったよ。絶賛連勤継続中だよ。安定の社畜っぷりだよ。」

 

友「俺は彼女と一泊、温泉行って来たよ」

 

僕「彼女?何それ美味しいの?」

 

友「すごく美味しいよ」

 

友「てかおまえ、社畜じゃ無いじゃん。だって社員じゃ無いし。パートじゃん」

 

僕「!!? 確かに!!社畜じゃ無いね!パー畜だったよ!」

 

 

→→→→→→→→→→→→

 

同僚「あれ?早番の◯◯くん、まだ来てないね。遅刻かな?」

 

僕「えっ」

 

同僚「携帯かけても繋がらないし上司さんに連絡しとこう」

 

僕「えっ」

 

上司「六月末までの契約だった派遣の◯◯くん、自己決定で契約を四月末にしたみたいだね。本人的に」

※バックれたという事。

 

僕「えっ」

 

上司「というわけでシフトに穴空いたからその分の穴埋めお願いね!僕くん」

 

僕「えっ」

 

 

→→→→→→→→→→→→→

 

夜勤「大変です!◯号室の○○さん、ずぼんとパンツ下ろしたままトイレ内でひっくり返って、トイレの排水管に頭めり込んでます!糞まみれです!」

 

僕「えっ」

 

じじぃ「助けてー助けてー」

 

僕「なん...だと....予想以上のめり込み具合だ...つうかなんで転倒して頭が排水管の下に収まってるんだ...?便器に濃厚に接吻してるし。頭、出血してるし」

 

じじぃ「助けてー助けてー」

 

僕「トイレに行くときはナースコール押せってあれほど言ってたのに...」

 

じじぃ「助けてー助けてー、痛いよー痛いよー」ぶりぶりぶりぶり

 

僕「!!??」

 

謎の勢力「こりゃあ、ケアプランを書き換えないといけませんね。ふっ...老人達が黙っていないな...」

 

夜勤「とりま、オンコールですね。バイタル測らなきゃ。みんなで引っこ抜いて座らせましょう」

 

じじぃ「助けてー助けてー」

 

働かないおばヘル (知らん顔)

 

僕「じゃあ男性職員(パート)三人がかりで身体を下にずらして...」

 

じじぃ 「gdmjgmt13!!8なからつっ!!♨︎☺︎ふじこっ」

 

僕「ダメだ!身体が固くて動かせないっっ!むしろ、より深くめり込んでいく!!白い便器が真紅に染まって逝く!!」

 

僕「このままだと便器と壁の間に挟まって頭めり込ませて死亡って三面記事に乗ってしまう...」

 

じじぃ「助けてー助けてー」

 

〜オンコール 施設長〜

 

僕「かくかくしかじか」

 

施設長「ちょっと何言ってるかわからない」

 

僕「どう説明していいのかわかりません」

 

じじぃ「痛いよーいたいよー」

 

僕「ちょっと写メ撮って送りますね」

 

施設長「よろ」

 

パシャっ

 

僕(うわっ、なんだこの醜悪な面白画像。これ、ネットにあげられて炎上して虐待で報道されるやつやないかーい)

 

〜オンコール 看護師〜

 

看護師「様子見で。頭は処置しといて」

 ぷーっぷーっぷーっ

 

じじぃ「助けてー助けてー」

 

うんとこしょどっこいしょそれでもじじぃは抜けません

 

〜数分後〜

 

救出完了 処置 済

 

僕「これ、家族になんて報告するの?アクシデントレポートなんて書けばいいの?対応策なに?」

 

夜勤(激おこぷんぷん)「○○さん!お願いだからトイレの時はナースコールで呼んでくださいっ!何回めですか」

 

じじぃ「わかったよー呼ぶよー」

 

〜〜〜〜翌日 トイレ内〜〜〜〜〜

 

じじぃ「助けてー助けてー」

 

 

fin.

 

 

 

じじぃ「」

家族の言い分③

福祉や介護になんてなんの興味もない政治家も、選挙の時だけは福祉や介護の重要性を叫びます。

老人たちのキヨキイッピョーが欲しいので当然です。

 

そんなこんなで現政権が打ち出した重要政策の一つが「介護離職0」!

 

微妙にわかりづらいですが、介護職の離職を0にしよう!って事ではなくて

 

「一般の仕事で働いている人が介護の為に離職してしまう事を無くそう」

 

という政策です。

要介護老人や認知症老人たちの世話のために労働生産を担う人たちの離職を無くすのが狙いです

GDPや国力、延いては日本の将来に直結する政策なので大いに頑張って欲しいのですが受け皿が全く整っていません。

 

言うなれば今までは家庭の中で家族(主に長男のお嫁さん)が担っていた「介護」という役割をアウトソーシングしてもいいことになりました。

むしろそれを推進しています。

 

人手不足なニッポンでは女性にだって家の中になんていてもらわずに社会に出て大いに働いて戴かないことには世の中が回りません。

 

「誰にでもできる」「簡単な」「なんの知識も技能もいらない」介護なんて何処かの誰かに押し付けとけばいいのです。問題なのはその「何処かの誰か」がなかなかいないという所なのですがそこは気にしないで進めていくようです。

良いのかな?

 

確かに「誰にでもできる」ことではあるんだろうけどそれは、「誰もやりたがらない」ことでもあるのです。

「簡単な」と思われているのでしょうが実際はかなりめんどくさくて大変です。重労働です。

「なんの知識も技能もいらない」と思っているのでしょうが知識も技能もないと破滅します。間違いなく。介護者も被介護者もお互いに。確実に。

 

見えざる手ではないけれど需要と供給のバランスって市場が勝手に調整していくものらしいのですが需要が膨大なのに供給が追いつかない、それなのに供給側の価格が上がらない。

むしろ下げられている。古典的な経済学でも破綻確実な今のシステムのままでこの先どうやって乗り切るつもりなのでしょうか?

 

機械化/ロボットに任せる?理想の介護(笑)を実現するにはどれほど高レベルのAIを搭載したロボットが出来上がるのでしょうか?

それこそ、鉄腕アトムドラえもんレベルじゃないと無理っぽいです

 

安い賃金で外国人にやらせる?移民政策に対しても、ものすごく排他的な島国ニッポンにそれほど人が集まるでしょうか?

観光やビジネスならウェルカムだけど日本人の尻拭きさせる為に人集めって...

そもそも何回か試みて失敗してる気がするし、もしも日本人が求めるクオリティ(語学力含め)の介護をやれるだけの人材がいたなら日本みたいな糞みたいな賃金や待遇でなくてもっと高級高待遇で世界中で受け入れてもらえます。

事実、アジアの中でも韓国や台湾ではそうやって人を集めています。

 

家族間での介護ってすごく大変です。外で働いて家に帰ってきて親族の介護。肉体的にもかなり苦しいし。仕事辞めて介護に専念しようなんて思ったら間違いなく経済的に破綻して共倒れか心中事件です。

なによりメンタルが持ちません。

 

(一応は)専門教育を受けて知識と技術と覚悟を持って臨んでいる(はずの)専門職でもお察しの離職率です。

 

まるっきりど素人の一般人がいきなりやれと言われて「誰にでもできる簡単な」ことでは決してありません。

 

なにより、言い方は悪いですが、老い衰え弱り壊れていく親族を間近で見続けるのって、ものすごく辛いし酷なことです。

上手くいかないし先が見えないし、イライラするしそんな自分自身にすら自己嫌悪を覚えてどんどん心を壊していきます。

 

そうならない為に、未然に防いで負担と現実を受け止める請負人が介護職であり介護士であるはずです。そんなに底辺っぽくないはずです。実際は誰からもどこからも貶められ蔑まれ、自分たちが介護という役目を肩代わりしているその家族にすらも見下されていますが。