孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

あけましておめでとうございます。

快楽とは苦痛を水で薄めたようなもの。

「毛皮を着たヴィーナス」

byレーオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ

 

 

同僚「介護業界における上級職であるケアマネージャー(CM)の試験の合格率が10.1%まで低下したんだってさ」

 

僕「ほーん」

 

同僚「10月14日に実施された第21回介護支援専門員実務研修受講試験において、受験者数4万9237人に対し合格者数は4990人、合格率は10.1%で過去最低だったんだってさ」

 

僕「ほーん」

 

同僚「またまたまたまた仕組みが変わって、受験資格が厳格化。受験者数は前年度より8万2044人減少して、4万9237人。合格者数は2万3243人減の4990人!合格率は11.4ポイント減って10.1%全てが急降下だとさ!!」

 

僕「へぇー」

 

同僚「介護支援専門員(ケアマネージャー)は、介護業界のなかでは指揮官クラスの資格職。ケアプランっていう要介護者を介護するためのプログラムを組んだり、各方面と折衝して事実上、介護に纏わる総てが円滑に進むようにデザインして指揮する人のこと。

 

僕「知ってる。だから計画作成担当者なんて呼ばれたりもするよね。」

 

同僚「上級職だけあって簡単になれる資格じゃなくてルートはいくつかあるけれど今は、介護福祉士の国家資格を取得してから実務経験5年経つと受験資格が得られる資格なんよ」

 

僕「知ってる。その介護福祉士の資格を得るためには、専門学校や大学やらで修めてないど素人から始めるなら初任者研修→実務者研修→実務経歴3年→国家試験合格の道程をクリアしないといけないから事実上、ケアマネージャーを取得するまでに8年かかるんだよ。」

 

同僚「新卒(22才)で介護業界に入った人がいたとしたらケアマネジャーになれるのは最短で31才ってことだね」

 

僕「わかりやすくドラクエで例えるならケアマネージャーは、賢者やパラディン天地雷鳴士みたいな、下位の職業を修めた後にダーマ神殿で転職してやっとなれる資格ってこと。

 

同僚「ちょっと何言ってるかわからない」

 

僕「でも、別に介護福祉士だけじゃなくて、看護師でも管理栄養士でも歯科衛生士でも、まぁなんとなく白っぽい制服着てそうなそれ系の職種の人なら受験資格はあるから介護職上がりのケアマネだけじゃなくて看護師上がりだったり、元歯科衛生士さんのケアマネさんとかもよくいるよね

 

同僚「いるいる!!」

 

僕「自分が病院や老健に勤めていた時の話しだけど、やっぱり介護職上がりのケアマネは医療者連中からは凄く舐められていて、サービス担当者会議とかでも全然相手にしてもらえてなかった人が何人かいたな」

 

同僚「そーだね。今まで自分らの召使いかパシリだった介護職がいきなり自分たちをまとめる(若干語弊があるけど)ポジションになったって、より高度で専門的な医療職様にあれこれ指図したりするなんて許せない認めないって奴は掃いて捨てるほどいるね

 

僕「そんな中で、業態や施設の規模や居宅かなんかにもよるけど1人で、数十人の要介護者を抱えて、本当に膨大な書類仕事といろんな職種の人たちやクレーマー家族の間を駆けずり回る。。身体やメンタルを壊す人も少なくない。

 

同僚「上からは何でもかんでも丸投げされてすり潰されて、下からはボロクソに突き上げられて詰(なじ)られて、横のつながりは競争と押し付け合い...」

 

僕「の、割にお給料は介護職に毛が生えた程度かむしろ、現場の職員よりも低くなったり...」

 

同僚「一応、介護業種の根幹をなす「チームケアの扇の要」的なポジションなんだけど側から見てるとなんかもう奴隷にしか見えない。

 

僕「主催してる側のお役人様方は..」

 

「合格基準をわざと引き上げるといったことはなく、問題の難易度が上がったくらいしか考えにくい。こちらも理由を教えてもらいたいくらい」

by厚生労働省老健局振興課

 

僕「だってさ。」

 

同僚「そんでもって、都道府県にとって切実なのは事業費の問題。受験手数料だけで試験の開催を賄えなくなるとともに、これから実施する実務研修の費用も補填しなければならない事態もあり得るとのこと「事業自体が成り立たなくなる」って懸念もあるくらいなんだって。」

 

僕「「八方塞がり」通り越して、「詰み」になるのも時間の問題だと思われる」

 

同僚「もういっそ、CM=ケアマネージャーじゃなくて、CM=ケアマゾヒストとかに改名すればいいと思うな。」

 

僕「言えてる。」

 

 

fin.

非現実の王国で

「非現実の王国として知られる地における、ヴィヴィアン・ガールズの物語、子供奴隷の反乱に起因するグランデコ-アンジェリニアン戦争の嵐の物語」

by世界一有名な無名画家 ヘンリー・ダーガー

 

https://okakuro.org/henry-darger/

オカルト・クロニクル

(主筆 松閣オルタ大先生)

 

 

日本に限らず地球全体を含む人類社会と、人間の人生の中で最も重要視されること「人との繋がりがあること/持つこと」。

家族であれ恋人であれ友人関係であれ学校や職場内の関係性であれ、facebookであれ、ツイッターであれ、Instagramであれ、とにかく三次元でも二次元でも誰かとの繋がりを持っていること。

 

言うまでもなくこれは当たり前のことで脆弱な哺乳類であるホモ・サピエンスが何十万年の歩みの中で群れ社会に変化させて、に発展させてきたのも、一族になり一門になり群衆になり団体になってきたのも単に、そうしなければ生きられなかったからで他者との関係性(社会性)を築く為。

これはもう種としての本能で習性であることは間違いないと思われる。

他者と繋がって認められてなんぼ。

 

承認欲求っていうのはつまり本能で若者たちが「いいね👍」を血眼になって求めるのも、老人たちが「日本凄い🇯🇵‼️系番組」に齧りつくのも「承認」「所属」の欲求を満たすための同化や転化なんじゃないかと個人的に思う。

 

もちろん、こうやって乱文駄文を垂れ流している自分も誰かしらの目にとまってほしいからで、スター🌟?がつけば嬉しいし閲覧者の桁が増えるのも嬉しい。

 

 

でも、いつの時代も群れから弾かれたり誰とも繋がりを持てなかったりする、よーは「除け者」になってしまう人がいる。

 

誰からも見向きもされず気にもとめられないはぐれ者たち。

社会から必要とされず生きている価値が無いと見做された者たち。

それらの究極の結末が所謂「孤独死というもので、この仕事をしているとけっこう身近に聞いたりすることがある。

 

彼ら彼女らは落伍者なの?

その人生は無意味だったの?

 

冒頭にリンクを張らせて貰ったのは、日頃から閲覧させて頂いている超人気サイト「オカルト・クロニクル」様の記事の一つで(最近、出版もされました📖‼️)亡くなってから有名になったとある老人の物語。

 

ヘンリーお爺ちゃんは、典型的な非リアでぼっちの陰キャの引きこもり。

17歳から71歳までの54年間、病院の掃除夫として働き、清掃と芋の皮剥きの為に出勤する以外のほぼほぼ全ての時間を狭い安アパートで過ごした。

 

幼い頃に(4歳の時に)、妹を出産したときの感染症で母親を亡くし、その妹もすぐに養子に出されている。8才までは父親と過ごしたが、父親が体調を崩し児童施設へ送られる。

 あれこれ問題を起こすもんだから精神薄弱児施設へ放り込まれ、16歳の時に父親も亡くなる。

 17歳で施設を脱走して300キロ離れた土地で病院の掃除夫の職に就く。本文では、

 

多感な少年時代に様々な施設を渡り歩き、様々な人々に虐げられてきた。

 

と綴られている。

天涯孤独もいいところ。

 

家族も居ないし友達もいない。誰も頼れる人がいないし信用できない、特に大人は。

 

だから、空想の世界を作ることにした。正確に言えば小説を書くことにした。

 これが冒頭の長ったらしい題名の長編小説の始まり✍️

 

文字通りに人生の全てを捧げて60年近く執筆し続けたその文書量は、タイプライターで清書されたものが7冊、未清書のまま旅行鞄に詰め込まれていた原稿が8冊。

 

これは現時点で1万5000ページを超える、世界で最も長い物語。

 

遺品整理にあたったアパートの大家さんが世に出したからいい様なものの、そうでなかったらこのヘンリーお爺ちゃんの60年はゴミ捨て場に積まれていた可能性が高かった。

死後に有名になったところは「向日葵」で有名なゴッホとおんなじですね🌻🖼🎨

 

生きている間は誰からも見向きもされなかったこの貧困独居老人の作品は1枚に2500万の値がついた絵もあるそう🖼

きっとヘンリーお爺ちゃんはそれを知っても喜びもしないだろうけど。

 

誰の目にも触れることもなく、読む人も感想を言ってくれる人も「いいね👍」付けてくれる人もいないままに60年近く書き続け描き続けた物語。

ひたすら孤独にひたすら熱心に綴り続けた物語。

 

この孤独死した貧困お爺ちゃんの人生は無意味だったのか無価値だったのか、決してそんなことはない....はず。

 

満足のいく人生を送れたのか、幸せだったのかどうかは彼自身にしかわからないことだけど、そんなの関係ねぇ、他人の知ったこっちゃない。

 誰にどう評価されるかとか、誰にどう見られるかとかそんなことぜんぜん気にせずに己が血道を捧げた人生。

「人との繋がり」が最重視される世界の中でそんなの丸っきり度返しした生き方。

 

そうしたかったからしたのか、そうする以外に出来なかったのか(たぶん後者)だけど、孤独でも貧困でもやりきった人生。

 

彼にとって、どっちが現実でどっちが非現実だったのか?

 聞いてみたいなと思ったり。。

 

 

fin.

ノブレス・オブリージュ

「君たちの明日の為に僕は今日死ぬ。」

1944年6月6日 第二次世界大戦、ノルマンディー上陸作戦にて戦死した少年兵の胸ポケットのメモより

 

11/3 日勤→遅番

8:30〜19:30

 

11/4 遅番

11:00〜21:30

 

11/5 夜勤

21:00〜9:00

 

11/6 夜勤

〜9:00→21:00〜9:00

 

11/7 明け

〜9:00

 

11/8 遅番

13:00〜21:30

 

11/9 遅番

11:00〜21:30

 

11/10 遅番

11:00〜21:30

 

11/11 夜勤

21:00〜9:00

 

11/12 夜勤

〜9:00→21:00〜9:00

 

11/13 明け

〜9:00

 

...........負けない。

 

fin.

 

 

イグネ・ナチュラ・レノヴァトール・インテグラ

「我ら、炎によりて世界を更新せん」

「薔薇十字騎士団」のスローガン

(ローゼンクロイツ・オルデン)

by吉田直 トリニティ・ブラッド

 

 

出張行脚、「2ヶ月で4ヶ所の施設でオムツを替えよう!」シリーズ4ヶ所目👀‼️

地下、地上、高層ビルの3次元で移動する大都市から、四方を山に囲まれたど田舎に舞台を移しましてはじまりました。

 

10/15 地元(所属地)に帰陣

10/16 出張先に移動

10/17 早日勤(7:30〜17:00)

10/18 早日勤(7:30〜17:00)

10/19 夜勤入り

10/20 夜勤明け→夜勤入り

10/21 夜勤明け

10/22 休み

 

もう頭おかしい。

ウン100㌔移動して帰ってきた次の日には別の勤務地に移動。

 しかも車持ってないほかの出張先にいる同僚を迎えに行ってから。いつものパターンで警戒していたけれど出張先に着いても、「まだ、会長の決済が降りていないから」と出張費(ホテル代含む)は受け取れない。

 

なんで、ひと月以上前から「行け」と命令されていた出張の出張費が準備出来ない?

長期滞在になるホテルは自分で探して手配していたからいいようなものの、支払うもの無ければどうしようもないだろ。

案の定、「自分で建て替えといて」と舐めたこと言われて支払いを済ませる。

 

1泊、2泊分くらいならなんとかなるけどまとめて11泊分支払えるほど手持ちに余裕持てる給料は貰っていない。

 

顔出しして挨拶した事務所も様子がおかしい....

聞いてみたら今まで勤めていた施設長って人がぶっ壊れて失踪?身体壊す?だかして不在になり併設されているデイサービスセンターのセンター長がそこの施設(入居)の施設長を兼務することになったそう(今日から(10/16))。

つまり、管理者ですら状況を把握できていない状況。てか、管理者不在。

もうめちゃくちゃだ。

 

自分の他に召集されてきていた応援要員は4人。

 

隣のデイサービスから1人

県内から3人(自分含む)

関東圏から1人

 

の5人。

 

壊れて居なくなった施設長含め複数の介護職員がまとめて退職したものだから急遽、他の支店から応援要員を引きづり出してきたってこと。ここの施設の入居者数は53人。

シフト表を見てみると現場の介護職員の人数はわずか8人(応援要員含まず)

そのうち2人は平日の9時〜16時までの勤務限定のパートのおばちゃん(資格経験なし)。365日24時間の老人ホームのケア体制(入居者53人)を事実上6人で回すのはどう考えても不可能なので他所から応援が呼ばれてくる。

だけど、業務教えてる暇も(在職側)、業務や入居者覚えてる暇も(応援側)無いから、行き当たりバッタリで業務にあたる。事故とか起こったらどーするんだろ?

 

 途中で拾ってきた同僚に関しては今夜泊まる宿も無い状態だったのでなぜか、俺が手配して自分が泊まる予定のホテルに部屋をとって貰う

なんで、呼ばれて来てる方がここまでしなきゃならないんだよ...そもそも出張費受け取れなくて宿代払うお金もないのに...

 

応援の5人のうちで自家用車持ってるのは俺1人。

なので他の人の移動や荷物運びもやらざるを得ない。小うるさいこと言えばガソリン代出るわけでも無いけれど。

 

 壊れて居なくなった施設長って人は職員足りな過ぎて現場が回せないから、日勤→夜勤(8:30〜(翌日の)9:30)という勤務をしていたそう。25時間勤務。

誰に強要されたわけでもなく自分から...らしい。わずかに残った生き残り(逃げ遅れ?)の職員さんに聞いてみたら「あの人は優しすぎるから無理し過ぎて壊れちゃった」とのこと。

 

 介護の仕事って優しい人や真面目な人から壊れて辞めていく。

本当に、身体か頭か心か(または、その全部か)が駄目になった人から駄目になって辞めていく。

跡に残るのは、これから辞める人と、本物のスーパーマンと、なにかもう壊れてしまった人達。

残った人たちの負担はどんどんどんどん重くなっていく。

それで、また辞める。

滅多に来ない新人の入職者もそんな状態だから指導もされない(出来ない)し、ヤバすぎる現場に気づいた人から辞めていく。

どうしようもないから、馬鹿高い求人費を痴呆老人たちの糞尿のように垂れ流して、派遣会社に頼って莫大な額を搾取される。現場の本当に苦労して苦しんで働いている職員にはなにも還元されない。

 

そんな中で、遠いところをお越し下さった上層部の鬼畜外道犬畜生のN。

 

自分は出ていなかったけど朝礼で、「人が足りないは言い訳にならない」と言い放ったそう。人員的に完全に違法状態(を誤魔化して)運営している状態で、身体壊してボロボロになりながら支えている職員にそう言い放ったそう。

 

まずはこいつを[削除済]すことから始めよう。

 

 

fin.

 

プラグマーティシェ・ザンクチオン

ドラム王国憲法第1条

「王様の思い通りにならない奴は死ね」

ワンピース ドラム王国 国王ワポル

 

 

期日の二週間がそろそろ終わる為、次の出向先への接続の準備中、自分の薄っぺらい情報網に引っかかった話によると次のところは最近、大量離職が発生したらしく今回送り込まれる応援要員は自分含めて3人とのこと。(介護業界ではよくあること)

今いる支店に俺の後釜で曳かれてくるのは県内と...秋田から。

 

さすが東証一部上場の大企業‼️

全国に何十箇所も支店があってそのほぼ総てが自転車操業だから、使い捨ての介護職員をグルグル回して首の皮一枚でギリギリ回している(→回っていない)‼️

 

そのくせ新しい施設をじゃんじゃん建設して入居者をどんどん入れるから職員はもっともっと足りなくなる。

 

どこに出向しても、職員の中にはアンチ死堕亜教、アンチN(関東圏内で絶大な力を持つ、若くして上層部に上り詰めた生粋のエゴイストでレイシストサイコパス。通称:犬畜生)がいてその悪口に花が咲く🌸🌼💐

 

あれこれ話しを聞かせてくれた看護主任様によると、「この施設は立地がすごく悪い。通うのが大変。介護さん達の給料は地域の介護施設の中で一番低い。人が集まらなくて当たり前。そのくせ正職(正社員)で採用しないんだからどんどんどんどん他のところに移っていってしまうのも当たり前。開設したばかりの時、職員が足りていないのに一気に入居者が雪崩れ込んできた。要介護度の高い大変な人ばかり。本当だったらその時に介護職だって一括に大量採用しなきゃいけなかったのに、この会社(死堕亜)は利用者何人に対して職員何人の最低限度の人員配置にしたかったから入職者を絞った。入居者が増えるごとにその都度、その人数に対しての最低限の職員を雇用していくつもりだったみたいだけど、そんなに都合よく求人が来るわけでもなし。集まらないから最低限以下の職員で回していて、破綻しているからどんどん辞めていく。開設して2年程度だけどいままでずっと他所から来てもらってる◯◯君みたいな応援の子に頼っている。もう満床だから後には引けないし、あそこ(近場に開設される新施設)も絶対にうまくいかない。どうなるか見ものだね。君も早く辞めた方がいいよ」

 

うん。

働きに来て「辞めた方がいい。なんでこんなことしてるの?」って聞かれるのもいつものこと。

...なんでだろ??

 

「地域の中で一番低い給料」も都市部と地方の差か、他の介護職の人と話しをしてみたら出向で来てる俺よりも、みんな無資格でも全然高い。....手取りが20万超えてる

(´⊙ω⊙`)‼️⁉️

 

Fラン5流私大卒(経済経営系)の俺でも死堕亜の経営やら運営の仕方がおかしいのはなんとなくわかる。

マーケティングをロクにしないらしくて、全国展開してるのにそれぞれの地域の事情や環境をなにも鑑みない。

本社のある九州の感覚で物事を決めるから例えば、田舎にある自分の所属の支店では車通勤(それ以外に方法がない為)の交通費(俺は貰ってない)の算出方法が最寄り駅の電車の運賃基準。

尚且つ通勤してくる職員から駐車場代を徴収(都市部では珍しくないかもしれないけど田舎だと意味不明。)

 人口5万人程度の過疎地に満床75人の施設を建設(老人ホームのたっかい利用料払えて尚且つ入居の条件満たせる年寄りをそれだけ探してくるのは困難...らしい)

 

上の看護師さん曰く、「あんな田舎(本社のある土地)の感覚や要介護の高齢者の比率、求職環境をここ(都会)にそのまま当てはめているのがそもそも間違い」

 

とのこと。

 

栄えある死堕亜教は神聖皇帝ザッコタ聖下と永遠宰相ザッキヤーマ卿の私物なので総ての事柄を、いと高き天の座におられるこのお方達がお決めになる。

総務部や人事部はない。

 

直轄の「企画室」、「内務監察室」と呼ばれる部署があってそこにも何かしらの裁量や決定権はないらしい。

単なる協賛機関?

大半の資本を入れている日本興和損保(株主?)は、まともらしいけど死堕亜は独自色(独裁色)が強すぎるらしい

トップダウンが強すぎるけど現場の意見は上には全く伝わらない。あらゆる物事が朝改暮令で定まらない。

下っ端にはなんのことかさっぱりわからないけれど💫

 

けっきょく、巡り巡って一番迷惑を強いられて困ることになるのは、雲の上の管理者達でも現場の職員(もちろん大変だけど)でもなくて、この会社のパッケージ(施設)を利用されている爺婆達。

365日24時間、ボタン一つで召使いが飛んできてなんでもゆう事を聞く王宮に住まうはずの富裕層かつ「持つ者」の彼らもなにもかも思い通りになるわけじゃないようです

 

 

「春の陽だまり」?なにそれ?

 

 

http://www.cedar-web.com/

 

 

fin.

 

アイネ・クライネ・ナハトムジーク

小夜曲(セレナーデ)

 

 

まったく見ず知らずの坂だらけの街に出張でやってきて一週間弱。

通勤に歩くだけでキツい。。

 

ここ2ヶ月の間に半月ごとに4ヶ所の支店を廻る。

それぞれ、60〜75人程度の入居者を抱える中規模の施設をグルグル廻る。

 

いく先々で、利用者と職員の顔と名前、座席に居室、勤務内容やシフトのパターン、それぞれのADLにカルテの記載の仕方が微妙に違うのを、人手不足過ぎてろくに指導も教えてももらえないまま行き当たりばったりで覚えて業務にあたる。

 

「誰にでも出来る底辺職」の介護は意外と覚えなきゃいけないことが多いしその幅と種類と深さと変動の度合いがすごく大きくて速い。

 

半月程度でそれぞれの施設の業務内容と利用者について学んで当たることは不可能に近い。

ただ、俺の性能の低さが問題なのかもしれないけれど....

 

覚えるの速いと言われようが経験あるから助かると言われようが到底、満足いく働きが出来ていると思えないしどこか自分の知らないところで周りに迷惑をかけていないか不安になる。。

 

出鱈目に動き回る認知症や、やたらめったらナースコールを連打してクソどうでもいい要求を繰り返す傲慢で身勝手な、1秒も待てない老人たちの前に跪き、靴を履かせ脱がせ、服を着せ脱がせ、撒き散らす糞便を片付け、風呂に入れて、オムツを替えて、食事を配り、部屋を掃除しゴミを回収してベットに臥床する。

罵倒され、手を挙げられ、怨みをぶつけられながら。

手取り16,7万でこれ程までに酷使されなきゃいけないことに疑問を感じつつ、三年勤めててもパートのままで、家にも帰れずに出張で駆けずり廻ることに疑問を感じつつ。

いく先々で、人によって言うこともやり方も違うし、なにをやってなにをやらないべきかの判断はいつもいつも本当に苦痛。

その都度、あれこれ言ってもどうにもならないし、「説明」を、「言い訳」と捉えられる面倒くささも二十代で嫌という程学んだからハイハイぺこぺこ頭を下げて、全方位に額をこすりつけながら誤魔化す自分に嫌悪感が募る。

 

やればやっただけ慣れるかとおもいきや、昔に比べてイライラは増して、忍耐の度合いは減った気がする。

言わなくていい事を言ってしまったり、気がつくべきことに気がつかなかったり負債が重なる。

 

どうにかこうにか1日を終えて、次の辛い1日に向かう途中、坂道の途中にある小汚い居酒屋に一人で入って遅い夕食を済ませる。

お酒はめっきり飲めなくなったけど、適当に焼き鳥と小皿とお刺身を注文する。

鼻先で、炭火で串を炙る寡黙なオヤジさんと元気いっぱい掛け声をかけながら動き回る若いバイトっぽい店員の人たち。

 

日々、言葉も通じない体の不自由な死にかけ共の相手ばかりしているとそんな景色を見ているだけでなんとなく輝かしく尊く感じられる。

目の前にある遠い世界。

 

家族を養って、子供を育てながら当たり前に働いている人たち、シングルマザーで自分の時間なんて全くないままに分刻みで働いている人たち。

この業界にたまにいる、無尽蔵の忍耐力と枯れない優しさを持っている人たち。たいてい長持ちしないか、本当に聖人のように信仰のように働き続ける人達。

自分は到底そうなれないし、なりたいとも思わない。

本当に苦労している人たちに比べれば大したことしていない。きっと。

だけど責任は果たすし義務を遂行する。

役割があることの有難さは知っているつもりだからまた坂を登る。

 

アルコールのせいでごちゃごちゃなに書いているのかよくわからない。

しかし本当に弱くなったな...🍺🍶🍷🍹🍾

 

fin.