孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

ただ、貼り付けただけのやーつⅢ

五感をはじめ、年をとると身体はどう変わるのか?(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)

 

・25歳

朝起きてパンを焼きます🍞。

トースターで焼いて「チン」と音が鳴ります。パンを取ろうと手を出すと、金属部に触れてしまい「熱っ」と手を引っ込めました。パンからは、焼きたての香ばしい香りが漂います。バターの賞味期限を確認して塗ると、バターが溶けた匂いも合わさり食欲をそそります。かぶりつくと、口の中に美味しさが広がりました。

 

・80歳

朝起きようと思ったら、早く起きてしまいまだ4時で外は真っ暗。しばらく待ってパンを焼きます🍞。まだ焼けないのかな?と思っていると。とっくに焼けていたようです。「チン」となるはずですが、聞こえなかったから気付きません。パンをトースターから取り出して手を見ると、火傷をしていました。でも見るまで全然気付きませんでした。パンからは、特に匂いは感じません。バターの賞味期限を確認しようとしますが、字が小さくてよく見えないから、まあいいだろうと塗りました。そしてかぶりつくも、ほとんど味がせずただ口に流し込んでいるような感覚でした。

医師・医学博士 平松 類 著(SB新書)

「老人の取扱説明書」