孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

うんこ拭きの回想録💩③

後味の悪い最終日を送った2、3日後、所属が病棟に切り替わったのでそれまで使っていた施設の名前が入った名札を返しに行った時のこと📛...

 

 

同僚(男)「ねぇねぇ!!僕さん!僕さん!」(走り寄ってくる同僚)

 

僕「お疲れ〜、お世話になりました!何?」

 

同僚(男)「◯◯さん(件の娘)の首絞めたって本当?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕「........ハイ?」

 

同僚(男)「だからー、お風呂介助の後にブチキレて◯◯さんの首絞めたって...

 

僕「...いや、...えっ?なんの話し??」

 

同僚(男)「◯◯さんが「僕さんに首絞められた」ってみんなに話ししてるよ

 

僕「」

 

「いやいやいやいやっ!なんだよそれ!?なにそれ?俺だって初耳だよっっ」

 

同僚「違うよね?僕さんそんなことしないよね!?」

 

僕「たしかに最終日のお風呂介助の後にちょっと揉めた(?)けど...首絞めたってそんな...◯◯さん、今日居るの?」

 

同僚「居ないよ。休み、違うんだったら主任にもちゃんと話ししといたほうがいいよ!」

 

僕「...うん。」

 

 

もう、頭が真っ白。

 首締めた?なにそれ?なにがどうなるとそういうことになるの?いやいやいやいや意味がわからないから!

 

事務所に行って名札を事務員に渡した時には施設の主任はいなかったので、その日は茫然自失で帰宅してから主任に電話📲、名札を返却しに行った時にそんなことを言われたけれどそんな事実はありませんと伝えました。

 誓って言うけれど自分の人生は、他人から散々暴力を振るわれながら送ってきたものだったけれど自分が人に暴力をふるったことなんて一度もありません‼️

 

なにをどうしていいのかわからないまま、ただただ「ヤバイ状況に嵌められてしまっている」ことはなんとなく感じました。

 

そんな時に、もう一つ大きな大きな出来事が、生まれた時から本当にお世話になっていた父方のおばあちゃんが亡くなりました。享年94歳。

 充分すぎるほどの大往生なんだろうけれど、家の近くの施設に入っているのをよく会いにいっていたおばあちゃんが息を引き取りました。

 老人の死なんて日常茶飯事過ぎて涙も出なかったけれど、最期の頃は、俺が誰かということもわからなくなっていたけれど、実感のないままになにか、支えてくれていたものが無くなってしまった喪失感はひしひしと感じました。

 

 

ここからが、大変。

通夜だのお葬式を済ませて仕事に復帰すると施設で撒き散らされたフェイクニュースは病院のスタッフたちにまで及んでいました。

 

曰く、突然よその施設からやってきた眼鏡のうんこ拭きは、元いたところで女子社員に暴力を振るってここに移ってきたらしい。

 

完全に犯罪者扱いwww

介護職の人ならわかるだろうけれどこの仕事って、突き詰めてしまえば正解がない仕事なのでやり方一つ、手順一つ取っても人によっての良い悪いの判断は異なります。食事の配膳一つとっても誰の分を誰より先に配った配らなかった、薬を内服させる時のトロミの粘度一つ、車椅子を押す時のスピード一つ、個々の利用者のリスクによって介助に入る順番一つ。これって出来る出来ないじゃなくてほとんど、そいつのことが気にいる気に入らない、あいつは出来ない奴だと思われたらもうなにをどうしてもダメ..

 

「そぐわなかったらすぐに切り捨てる」

 

条件で働き出した中で、暴力沙汰の冤罪のことで頭がいっぱいだった僕は、いろんなことがしっかり頭に入らないし、やり方も職種間のバランスも当然異なる病院の中でミスを連発🏥🥵。

 地獄のような女社会のなかで、その女に手を上げた(ということにされた)ろくに仕事も出来ない男の扱いがどんなものになるのか...舞台の裏方やっていたときと同じくらいの最悪をたっぷり味あわせていただきました。

 

もうこうなってくるとただただ死にたくなってくる。

 元の施設から呼び出されて主任と施設長と向かい合わされて面接(尋問)、ひたすらにやったやらないの水掛け論。これって、痴漢の冤罪ふっかけられてやってないこと証明しろって言われてるのと同じだからな!訳のわからないこと言っているその女と話しをさせて欲しいと懇願しても当然却下。

 

病院の看護部長にも呼び出されて全く同じ内容を何度も話さなければいけない。

現場じゃボロボロだし、二人いる介護主任からも徹底的に目をつけられて叩きのめされる。1人は死んだ目をしたいつもすごくダルそうな、自分と年齢変わらないくらいの男性主任。この人はとにかく患者さまの為、患者さまの為の超丁寧タイプ。

 もう一人はとにかく効率、とにかく早くの40代のヒスおばさん。

僕はこのヒスおばさんとの相性が本当に悪かった笑

 

周りの職員が引くくらいに、現場で怒鳴り散らされアタフタしていると余計にうまくいかなくなるしミスも重なる。頭の中はひたすら、

 

死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい

 

でいっぱいだったその時に、看護部長に呼び出されて、「大丈夫?君の現場での扱われ方はあまりにも目に余る。あんな風にされていたら誰でも嫌になるし、雰囲気も本当に悪いけれど大丈夫?」と聞かれました。

 

「大丈夫じゃないです」と答えたところ、「正直、もうこんな状態では働いていてもらうわけにはいかない。介護職じゃなくてMA(注:メディカルアシスタント。清掃員と雑用係を合わせたポジション)になってもらえないかしら?あとカウンセリング受けて来て」と言われました。

 

この時の自分の目標?というか目的は、介護福祉士の国家試験を受験するための職務経歴3年」をクリアすることだったので介護職じゃなくなってしまうことは避けたいことだったのです。

あーもう嫌だ。

何処に行っても、何をしても何一つうまくいかない。呪いのように運命のように必ず避けられない何かに邪魔をされて、必ず破滅する。もちろん、まるっきり自分に非がないわけではないだろうけれど、むしろ、周りの人達が普通に暮らして普通に行っていることが自分にはままならない。

 そうだ💡‼️きっと自分は頭がおかしいに違いない。何かしら知能か精神に障害があってだからこんなに生き辛くて苦しいに違いない。

 もう何もかもぶち壊してやろう‼️そんでもって自殺しよう‼️とりま、最初にあいつ(母親)殺そう‼️

嵌めやがったあの女も殺そう‼️😝

 

と妄想を膨らませていました。

植松 聖より先にメディアに流れた戦後災厄の殺人鬼は場合によっては僕の名前だった可能性もあったのです。

まぁ、無かったけどね