To be,or not to be:that is the question.
※安楽死を国家として合法化した国は四カ国。オランダ🇳🇱、ベルギー🇧🇪、ルクセンブルク🇱🇺、カナダ🇨🇦。
2001/4月 オランダ🇳🇱
2002.ベルギー🇧🇪
「安楽死に関する法」
2009.ルクセンブルク🇱🇺
2016.6月 カナダ🇨🇦?ドイツ🇩🇪?
「医療的臨死介助法」
2017.11月 オーストラリア🇦🇺(ヴィクトリア州「自発的臨死介助法」
※アメリカ🇺🇸の州によって
1997.オレゴン州
2013.ヴァーモント州 (東部)
「終末期選択法」
2014.ニューメキシコ州 (南部)
「臨死介助法」
2015.10月 カリフォルニア州
「最後の選択権法」
2019.1月 ハワイ州
「わたしたちのケア、わたしたちの選択法」
..........etc etc
参考文献 中央公論新社刊
僕「ざっくり見てみても安楽死(尊厳死)はせいぜいここ20年くらいのトレンドってことやんね」
同僚「その国や土地ごとの気風や宗教や死生観やらなんやらで違いはあるみたいだけど、ヨーロッパでは認める流れみたいだけどアジアにはまだ無いんだね。」
僕「たしかに。あくまで「まだ」だね。アジアの、とくに中国や日本で「安楽死OK🙆♂️」になったら貧困層狩りが始まる気がする。所得の格差だけじゃなくて寿命の格差まで作られる気がする。」
同僚「日本だったら老人に「空気読んで早く安楽死しろよ..」的な。」
僕「あくまでも終末期の選択の一つとしての尊厳死・安楽死だったらいいけど年齢制限なし!とかだったら日本は特に若い人たちが率先して死にたがるだろうね。」
同僚「間違いないね。でも自暴自棄になった死にたがりの犯行..みたいのは無くなるかも。」
僕「それとこれとはちょっと違う気がするけど...」
同僚「結婚もせず(出来ず)子供も作らず生涯、低所得層で好き勝手生きてきて60手前くらいになって老後の費用もじぶんを介護してくれる人もいないことに気づいて安楽死を選んで昇天...みたいな人生が増えるかも。絶望的なのか幸福なのかは議論が分かれるところ。」
僕「そういう心にクること言うなよ...老後資金って2000万くらい必要らしいよ。ある意味で究極の個人主義社会が出来上がるよね。でも、古来より「死に際を潔く美しく」だった、昔の日本人の死生観には合うかもしれない笑笑」
同僚「欧州ではここ20年くらいで安楽死(尊厳死)について考えられて来たみたいだけど日本はどうだったのかな?」
僕「日本でもちらほら議論はあったような気がしないでもないけれど、ちょうど100年近く前の、1916年に発表された森鴎外の短編小説「高瀬舟」なんかは安楽死がテーマだったりする。」
同僚「へー」
僕「俺ははっきり言って尊厳死も安楽死も賛成。生き方は自分で選択すべきものであってそうすることが正しいんだったら死に方だってそれぞれの生き方の一部でしょ?選ぶ権利が無い方がおかしいと思う。ただ、長生きすることが決して幸せなことではないことを誰よりも知っているからなおさらそう思う。あくまで自分自身が死に頻した状態になった時の選択としてだったら俺は尊厳死(安楽死)を選びたい」
同僚「日本でもどこかの都道府県の条例で作ればいいのにね安楽死(尊厳死)」
僕「国内の長寿率男女ともにトップで県民の幸福度ランキング3位でなおかつ、PPKとか標榜してる長野県とかが向いてると思うよ!」
同僚「PPK?...ぱいぱいでか美?」
僕「好きです。違う!PPK=ピンピンコロリってやつ」
同僚「ルパンの使ってるピストル?」
僕「ちげーよ。どこかの雪国のドクターばりにいつか、眼を閉じるその時に全くいい人生だった!!って思えて死ぬのが一番いいけどそのためにも死に方の選択肢はあれこれあったっていいと思うんだ。」
同僚「結論を言うと?」
僕「俺はぱいぱいでか美はわりと好き❤️❤️」
fin.