高い志に美しい理想、高潔な倫理観に崇高な理念。嘘とデタラメで塗り固めた求人に膨大な離職率。バカみたいな低賃金に無意味な研修。
「春の陽だまり」どころか「冬の谷底」。ブラック企業の内情をご覧あれ
職安では「正社員」で求人を出していて、見学や面接に行ってもそう言い張りますが採用されて中に入ってみると実際はパート。
とくに試用期間を設けてから正社員雇用にするわけでも、所持している資格で分類しているわけでもなく公に発信している求人に載せていることは全部でたらめです
老人ホームとデイサービスを運営している民間企業なのですが公的な資格や経験よりも、とにかく「うちの会社の教義をどれだけ崇拝できるか」を重要視するカルト企業です
九州は福岡に本社があるそうなのですがバックが実は創◯学会や、統一◯会なのではないかと思うほどのカルトっぷりです
運営している老人ホームは顧客は一般より裕福な富裕層向け。とにかく「介護っぽく見えないようにすること」を念頭においた瀟洒な施設です。陶器の食器にガラスのグラス、ディズニーの映画に出てきそうな猫脚の家具に洒落た外観。各階のフロアをシャンデリアが照らし職員の制服も所謂「介護職っぽいジャージ」ではなくて詰襟の白いワイシャツに黒のスラックス、足元は黒の革靴じゃなくてはいけません。
革靴は自分で用意させられますが...
陶器の食器やガラスのグラスってそんなの当たり前でしょ?と思ったそこのあなた!甘いです
身体の不自由な要介護老人や認知症患者向けの施設でそれらを使うのは実は稀なことなんです!!なぜなら危険だから。
ガラスや陶器は当然割れます。割れた破片で怪我をする可能性があります。
手元がおぼつかない老人たちがグラスやティーカップを割ってしまいもしもそれで怪我をしてしまうと....
当然責任はその場にいたスタッフや施設の責任になります。大袈裟な話し入居者本人やその家族から賠償請求をされかねません。
なので介護施設や病院では食器やコップは割れるリスクの少ないプラスチックのものを使用するのが一般的なのです
入居者の居室は全室個室。
ベッドは備え付きですがそれ以外はカーテンからカーペット、家電や箪笥まで自由に持ち込めます。もちろんナースコール完備!365日24時間、奴re...介護職員の手厚いケアがついた、なに不自由ない生活が送れます。
ゴミ出しから食事の配膳、掃除洗濯シーツ交換、加湿器やら室温の管理から、電気のON/OFFまで自分では指一本動かさなくても総て整います。
常勤の看護師もいて毎日のバイタル測定から健康管理、週に一度は医師の往診、美容師やマッサージ師の訪問、フットケアに体操教室、脳トレ教室に各種ボランティアによる見世物、諸々のレクリエーションに機能訓練...
これぞまさに平成ニッポンの貴族階級。
中世ヨーロッパの貴族や過去の武家社会のお殿様でもこれほど贅沢な暮らしはできなかったことでしょう。
それではそんな宮殿を運営している裏方たちはなにをしているのでしょう?