アラサー介護の戯言ブログ。

アラサー介護職(♂)の憂さ晴らしです。。

アルツハイマー病についての覚書き⑤

実際に現場で働いていると名前くらいは聞いたことのある薬品から、なにそれ?っていう薬までアルツハイマー病の根治に向け続々と新しい治験薬の開発が進められているそうです

 

数多くの抗アミロイドβ抗体が開発されるも臨床試験では効果が確認されないというケースが続いています

抗体治療が認知機能の回復に効果をあらわさない原因の一つは抗体がタンパク質であるためでないかと考えられています

 

脳の血管には「血液脳関門」と呼ばれる特殊な壁があり血液中から脳に必要な物質だけが取り込まれそれ以外は排除されるという仕組みを持っています

タンパク質である抗体は血液脳関門をほとんど通過できずそのため薬効を示さないのではないか、というのです

 

要は、入口に黒服の怖いお兄さん(血液脳関門)が立っているお店と同じで一見の客はお断りされてしまうので店内(脳内)まで到達できないため薬の力が発揮できないのでは.....ってことかな?

 

そこで、抗体治療とは異なるアプローチによる創薬研究も行われているそうです

例えば、脳内のアミロイドβ濃度を下げるため、アミロイドβ前駆体タンパク質(APP)からアミロイドβを切り出すはたらきを持つ「βセクレターゼ」を阻害するという方法がかんがえられています

 

うん。

なんのことかさっぱりわからないけどつまり、怖いお兄さんがいてお店の中(脳内)に入れないからお店の中のキャバ嬢(アミロイドβ)を、店員を買収するとか、まだキャバ嬢になってない体験入店中の女子大生(アミロイドβ前駆体タンパク質)を先に口説いとこうとかして別ルートで外に出てきてもらう作戦に切り替えたってことですね!

いつからキャバクラの話しになったのかな?

 

 

現在開発中の主な治験薬には....

 

ミクログリア機能調整薬

βセクレターゼ阻害薬

ソマトスタチン受容体刺激薬

ネプリライシン刺激薬

リン酸化酵素阻害薬

タウ凝集阻害薬

......etcetc

 

などなど様々な研究が行われているそうです

主だった開発元は製薬企業のアストラゼネカ社、イーライ・リリー社、日本の製薬会社のエーザイ(Eisai)なんかも研究開発しているそうです

日本の企業のエーザイは、よく使用されている認知症薬の「アリセプト(=ドネペジル)」の販売元なんだそうです

 

なんだろう?名前聞いただけでなんかワクワクするwww

厨二病の薬は開発されてないんですかね?笑笑

何かそのうち、「アンブレラ社」とか「オズコープ社」、「スターク・インダストリアル」や「エセックス社」「レックスコープ」でDr.オクトパスやレックス・ルーサーが治療薬開発してくれそうな気がします笑笑

 

なに言ってるかわからない人は無視してください

 

上にあげた「治験薬」というのはまだ開発の途中で世に出ていないもののこと、研究が進んで効果が実証されて認可が降りて販売されるまでにはまだまだ時間がかかります

特に開発された国(主にアメリカ)以外では国ごとの認可が下りるにはさらに長い時間がかかることでしょう。

つまりはまだ遥か先の未来の話ということです

 

 

いま現在、日本の介護/医療現場で実際に使われている認知症薬はコリンエステラーゼ阻害薬というのに分類される、アリセプト、レミニール、リバスタッチ

 

NMDA受容体拮抗薬と呼ばれるメマリーという薬があります

 

どちらも「認知症の症状を抑制する薬。症状の進行を緩やかにする薬」であって認知症を治療する薬ではありません

例えるなら、風邪を引いた時に、「熱や咳や喉の痛みを緩和する/抑える」為の薬と同じで風邪そのものを治せるものではありません

 

介護やってる人なら聞いたことがあると思います

因みに上であげたのは商品名で

 

商品名アリセプト

薬品名ドネペジル

 

商品名レミニール

薬品名ガランタミン

 

商品名リバスタッチ、イクセロン(貼付薬)

薬品名リバスチグミン

 

商品名マメリー

薬品名マメンチン

 

となっています。

 

凄くややこしいですが、このくらいはなんとなくでも覚えておかないと仕事をする上で看護師にバカにされる可能性が高いので頭に入れておきましょう!

 

 

 

 

アルツハイマー病についての覚書き④

いま、多くの研究者がめざしているもの...それはアルツハイマー病の早期発見と早期治療です

 

アルツハイマー病①でも書きましたが、発症の原因となる「アミロイドβ」と呼ばれるタンパク質は症状が現れる10〜20年も前から蓄積されだしています

それを「どこに」、「どの程度」溜まっているかを可視化する方法ができつつあるそうです

 

これまで脳にアミロイドβが蓄積しているかどうか調べるには注射器を使って「脳脊椎液(脳の周囲や脊椎の周辺を満たしている液体)」 を背骨の近くから採取して調べる方法しかありませんでした(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

手軽な方法とはとても言えません

 

そこで開発されたのは「陽電子放射断層撮影(Positron Emission Tomography):略してPET」を用いた「アミロイドPET」と呼ばれる診断法です

放射線を出す検査薬を注射して、その薬が発する放射線を外部から検出し体内を画像化する手法だそうです

 

よくわからないけれどつまりアルツハイマー病診断用のレントゲン撮影的な感じ?でいいと思われます

 

検査薬にはアミロイドβとくっつきやすい化合物を使用します

この薬を投与することでアミロイドβだけに目印をつけることができ、その結果、脳の「どの部位に」、「どれだけの量」が蓄積しているか知ることが出来るそうです

 

投与する化合物の種類を変えることでアミロイドβだけでなくて「タウ」というタンパク質にも対応できるようになったそうです(その場合はタウPET)

 

タウの蓄積はアミロイドβの蓄積よりも直接的にニューロンの死を引き起こす為、アルツハイマー病の早期発見により役立つそうです

また、なぜアミロイドβとタウの蓄積する場所が違うのか、どのようにしてそれを引き起こしているのかなど未だわかっていない事柄についてアミロイドPETとタウPETを併用することでさらに研究が進展するだろうと考えられているそうです

 

 

その他にも、血中のタンパク質を測定することでアルツハイマー病の発症の兆候を掴む方法!「バイオマーカー」の探索が行われています

バイオマーカーとは病気の進行度に応じて生体内に含まれる量が変化するタンパク質などの物質のことです

簡単な採血などでアルツハイマー病の進行度合を診断することが出来れば、物忘れなどの自覚症状がない段階から進行を食い止める処置を行うことが初めて可能になるそうです

血液中「アポリポタンパク質(A1)」、「トランスサイレチン」、「補体(C3)」という三種類のタンパク質の濃度が低い人ほど認知機能が低下していることがつきとめられています。

より良いバイオマーカーの探索、バイオマーカーの開発はアルツハイマー病の早期発見だけでなく創薬研究の速度をさらに高めることにも繋がります

 

超超高齢社会の進行と技術の進歩。勝つのはどっち?

 

次は「認知症の薬」についてまとめて見たいと思います。

 

日常(実話)season2.

〜とある休日〜

 

僕   てくてくてくてく

 

 

僕(あっ!前から歩いてくるのは小・中学校の時に同級生で今はまったく面識のない◯◯君のお母さんだ!)

 

僕 てくてくてくてく

 

◯母 てくてくてくてく

 

僕「あっ!」(ぺこりんこ)

 

◯母「あら!」

 

◯母「あらまぁ、◯◯区の◯◯さんちの僕君よねぇ」 にこにこ

 

僕「はい!こんにちは」

 

◯母「元気にしてる?ご兄弟はお元気?」

 

僕(くっ...ここで弟が結婚しましたとかの話しをしたら確実に自分の結婚にも触れられる..!!スルーだ!)

 

僕「はい...お陰様で特に変わりなく...」

 

◯母「もう結婚なさってるの?」

 

僕「.....!??」

 

僕(なん...だと...ノーモーションで不意打ちで切りつけてくるだと....)

 

◯母「うちの◯◯は◯◯高校(地元の進学校)出た後に東北大学に進んで今は、県庁に勤めてるのよ。おととし結婚して去年、女の子が産まれたわ。私も、もうおばあちゃんだわ。おほほほほ」

 

僕(くっ....言えない!!地元の底辺高校出た後にFラン私大に行って、しかもその後に何回か転職して今はパートでうんこ取り(介護)やってるなんてとても言えない...いっそ奇声をあげながら横の車道のトラックの前にダイブするべきか...!!)

 

僕「やっ....まだですけど..」

 

◯母「あらぁ〜 じゃあ頑張らないとね!」

 

僕(くっ....そもそも資格取っても正社員にもなれないしうんこ取り(介護)のクソみたいな給料で結婚とかありえないだろ...結婚の前段階の相手見つけるのも不可能なのに...まだツチノコとかの方が発見の確率高いわ)

 

僕「あははっ...」

 

◯母「子供とか欲しくないの?」

 

僕(くっ...なんなの?なんなのこのおばさん?どんだけ食らいついてくるの?猟犬?もう瀕死なんだけど?HP0なんだけど?ここは奇声をあげながら頭を足元のアスファルトに打ち付けて血を吹き出しながらビクンビクン痙攣でもすれば立ち去ってくれるかな?)

 

僕「特に考えてないですね...」

 

◯母「あら....そうなの?頑張ってね。」

 

僕(頑張る?何を?)

 

◯母「それじゃあさようなら。」

 

僕「はい!さようなら」

        スタコラサッサ

 

僕(あーぁ、でもただの普通の会話だよね。自分の歳(アラサー)なら結婚してて子供いて当たり前だし、周りも半々くらいだし。◯◯君、昔はよくうちに遊びに来て一緒にスーパーファミコンとかやってたな..県庁勤務かー凄いな。ボーナスとかあるんだろなー。同じ歳なのに、同じ時間生きてきたのに、かたや妻子持ちの公務員(エリート)かたや介護職(パート)。苦労して介護福祉士とったけどこれなんか意味あるのかな?www)

 

....頑張れ頑張れってそんなに怠けてみえるのかな?

 

賞賛されたいわけじゃありません。

尊敬されたいわけじゃありません。

贅沢がしたいわけじゃありません。

 

ただ、普通に暮らしていたいだけなんです。

漆黒の海底から浮き上がるにはどうすればいいんだろう?

でも、グロテスクな深海魚は暗い海の底でしか生きられません

無理やり海面に上がると水圧の差で目玉も内臓も飛び出て死んでしまいます

明るい太陽の下で暖かい珊瑚の海で活気に満ちて泳ぎ回る優雅で綺麗な熱帯魚や人気者の愛くるしいイルカにはなれません。絶対に

 

棲み分けざるをえなかったその場所でせめて人並みの暮らしがしたい

 

ただそれだけです。

 

 

コマーシャル

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戦場のジャーナリスト「おおっ!ロバート・キャパの再来!と言われていないジャーナリズムの具現、真実の語り手「アラサー介護の戯言ブログ。」が更新されている!..ここからは歴史が動く...!!」

 

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僕(にやり)

 

 

fin.

 

 

「アラサー介護の戯言ブログ。」

http://un88.hatenablog.com/

 

アルツハイマー病についての覚書き③

では、アルツハイマー病の予防or発症を遅らせるにはどうすればいいのでしょうか?

 

日々の運動

ジョギングや水泳といった有酸素運動をすると脳の血流が増えたりニューロンの成長や増殖を促す物質が分泌されたり免疫機能が高くなったりして予防に良いと言われています

 

規則正しい食生活も大切です

食品の種類の多いバランスのとれた食事を心掛け、ビタミンEやC、βカロチンなどを多く含む野菜やくだもの、DHA(ドコサヘキサエン酸)などの不飽和脂肪酸を多く含む青魚などを食べるといいといわれています

お酒も毎日少量なら予防的に働くともいわれますが過度の飲酒ではリスクが高まるとされているそうです

 

食事や運動以外では趣味を楽しむことや料理や楽器の演奏を行うこと睡眠時間を十分とることなどもいいとされています

 

要は規則正しく健康的に生活して体に良くて栄養のあるものをちゃんと食べましょうということですね

...言われなくてもわかるような気がしますが笑笑

 

どうして美味しいものや楽しい事ってみんな身体に悪いんでしょう

それに「規則正しい生活」も「健康的な食事」もそれにかかるコストや、日々の仕事に追われる中で満足に達成できる人が超格差過労社会ニッポンでどれだけいるんでしょうか?

 

少なくとも365日24時間総あたり勤務かつ、薄給重労働の我ら介護職には到底無理な話です

 

医者の不養生ではないけれど、人の生活や健康の管理をする(つまるところQOLの維持・向上が至上目的)な我々は自分自身のQOLは何よりも犠牲にしています

....アルツハイマー病関係なくなっちゃった!

 

次項ではアルツハイマーが原因で起こる症状や、困った行動、最新の検査方法や薬品について話してみたいと思います

アルツハイマー病についての覚書き②

少し脱線しますが「アルツハイマー病」という名称は1906年にドイツの医学者であるアロイス・アルツハイマー博士が「アウグステ・D」と呼ばれる女性患者を診断しその症例を学会に発表したことで広く認知されたことから名付けられました

51才で診察を受けたアウグステさんは自分の名前は答えられるものの自分の姓や旦那さんの名前はわからない、いつからここにいるのか答えられない、自分の名前のスペルが書けないなどの症状があったと記録されています

55才で亡くなった彼女の脳は死後取り出されましたが萎縮しており多くの老人斑や神経原線維変化が見られました

 

アウグステさんが「最初の患者」ではなかったのでしょうが少なくとも1世紀以上前から知られていた病だということです

 

決して高齢者だけに限った病気ではないのですが65才以上では年齢が5才上がるごとに発症率が2倍ずつ増加するといわれているそうです

 

高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病は脳血管障害の因子となるだけでなくアルツハイマー病のリスクを高めることがわかりました

 

さらに喫煙者は非喫煙者に比べて二倍以上アルツハイマー病になりやすいという調査結果があるそうです

 

嫌煙厨の自分からしたらいい加減なんでタバコが禁止されないのか不思議でしょうがありません

 

ばかすか煙草を吸いまくり健康診断の結果は受診する度に悪化 「俺は長生きするつもりないし好き勝手やって早死にするからwww」と言っているあなた様が将来身体を壊したり認知症を患ったりした場合、本当に苦しむのはあなた自身よりあなたの周りの家族です

 

介護施設に捨てられちゃいますよー

捨てる先の介護施設と介護費用があるならまだしあわせですが。

アルツハイマー病についての覚書き①

※「アルツハイマー病についての覚書き」項目①〜⑥はGRAPHIC SCIENCE MAGAZINE 「Newton」(2017 3月号)をさんこうにしています

 

 

 

 

何かもう社会問題というかどんどん寿命が延びている人類全体の直面した危機というか、とにかくとんでもないスピードで「認知症」と呼ばれる症状を発症する高齢者が増えています

 

呆け→痴呆→認知症

 

と名称が変わっていますがみんな同じもののことです

 

その中でも特に女性に多いと言われ、全体の約6割を占めると言われている「アルツハイマー病」についてざっくりまとめていきます

 

世界でアルツハイマー病を患う人の数は3000万に達しその数は2050年には8000万を超えると予測されているそうです

(2017/6月現在)

 

アルツハイマー病とは簡単にいうと...

 

脳内に「アミロイドβ(ベータ)」や「タウ」と呼ばれる"有害なゴミ"が溜まり、学習や記憶に携わるニューロン(神経細胞)が死に至ることで記憶を失ったり、思考能力が低下したりする病気です

 

原因が解明されだしたのはつい最近のことで、この"有害なゴミ"の蓄積はアルツハイマー病を発症する10〜20年前からすでに始まっていて発症する頃にはすでに頭打ちなほど蓄積されていることがわかってきています

 

つまり65才でアルツハイマーの症状が出始めた人は45才の頃から病態が始まっていたということになります

 

ついでに書くと「認知症」と言うのは...

 

ニューロン(神経細胞)が死んでしまったり、働きが悪くなったりする為に記憶力だけでなく、思考能力や行動能力までが失われ、日常の生活や活動を妨げる程度になるまでの状態

 

を指すそうです

 

認知症アルツハイマー病ではなくてアルツハイマー病はあくまでも、数ある認知症状を引き起こす病気の一つというわけです

 

厚生労働省の統計によると1985年には59万人だった日本国内の認知症患者数は2015年には500万人を越し、2025年には700万人に達すると言われています

 

所謂「団塊の世代」が後期高齢者(75才)を迎えて本格的に介護が必要になってくることと合わせて「2025年問題」と呼ばれたりします

 

この時には必要な供給よりも介護人員が38万人不足すると言われています

1999年に空から恐怖の大王は降りてきませんでしたが、2025年には絶対確実にこの国は認知症患者で溢れかえります