これからの介護について言いたいこと。

僕「底辺 介護福祉士(パート)が、介護業界の現状と少し先の未来のことを踏まえて、自分の経験や現場を見て、どうにかした方がいいと思うことについて語るよ」

 

同僚「週の閲覧者数が3〜4人の大人気ブログで語れば世の中への影響も絶大だろうね!」

 

僕「現状の最底辺かつ糞以下の状態から脱するためにも、改革していった方がいいことについて話すね」

 

同僚「語れ語れ。誰も見ても聞いてもいないけど」

 

 

*介護職の賃金の改善、高給取りにしろとか天地がひっくり返っても不可能なことは言わないからせめて「人並み」の生活が出来るだけの給与を保証せよ。キツくて大変な割に生活も苦しい。そのくせに「やりがい」だけ喚き散らす仕事なんて誰もやりたがらなくて当たり前

 

同僚「月給換算で、全産業の平均より10万円安いんだよね。現場の尻拭きから、上層部の介護保険しゃぶり尽くして私服肥やしてるクズ共も合わせてね」

 

 

*「尊厳死」の法制度をせよ、あくまでも今いる要介護者を対象にするものではなくて将来の、これから死を迎える世代の為に。真に「人権」やら「尊厳」を尊ぶのであれば「自分の死に方」を選ぶ権利だってあって当然だと思う。自分の意思も記憶も人格も失って、ただベットに横たえられているだけの終末をよしとしない人だって一定数はいるはずなのに。シンプルに数学的に鑑みても、この国の国力と人的資源と予算から考えて現状の制度を維持し続けるのは確定的に不可能。大半の人間は意味もわからないだろうけど、「人として死ぬか、動物になって生き長らえるか」。。

古来より「散り際を美しく」が日本人の精神性だったはずなのに

 

 

*介護職のクオリティの向上

身体機能、医療の基礎、病理学、認知症の知識、加齢について、衛生学、メンタルヘルス、薬品の知識、応急処置、家政学、栄養学、危機管理、 自立支援訓練、各種法律と制度について、あらゆる書類の作成と記録の管理....etcetc

医師、歯科医師、看護師、作業療法士理学療法士言語聴覚士、栄養士、社会福祉士、ケアマネージャーあたりの理屈と、最低限それぞれの言語を理解して対等に話しができること。

それぞれは「専門職」だけど自分たち(介護職員)はその全てを広域に理解してかつ実行できないといけません。

自学自習ももちろんだし、無くても業務上は問題なくても「介護福祉士」も取得しておいた方がベター

たいていの場合、衰え弱りきっている他人の「生活と人生と命」に全責任を持つことはそれだけ重い

 

 

*介護職は介護職を辞めよ、絶賛人口減少中のこの国は何処もかしこも人手不足。その際たるものが「介護業界」、有効求人倍率も全国平均で「3倍以上」という目も当てられない状況。

そんな中で「きつい・汚い・危険・給料安い・嫌われる」の最悪な職業をわざわざ続けていく意味が無い。何も改善されないのもこの状況の中で甘んじて働いてしまっている介護職員自身の責任が非常に大きい。もうこれ以上、アタマも身体も心も生活も人生も壊して自分のQOLを犠牲にして他人のQOLに尽くす必要はないんだよ。

世界は広い、絶対にもっと楽しくてやりがいがあって自分にあった仕事があるはずです

 

 

*邪悪なブラック企業/鬼畜経営者を駆逐せよ、これがなくならない限りなにをやってもまるっきり無駄。卑劣で邪悪な現代社会の悪魔たる、ブラック経営者は処分して(生命的な意味で)、監視体制を強化しよう

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職員を洗脳して上層部は大儲け!

http://mmtdayon.blog.fc2.com/blog-entry-1736.html

 

 

*働くことは「宗教」ではなくて「職業」であることを自覚しよう、日本人は無宗教とか言われているけれどとんでもない!!

生活と人生の総てを捧げて「忠誠」と「献身」と「服従」を強いられる「会社教」の狂信者です。好むと好まざるを選べずに....過労死までして働く社畜って「殉教」目指して自爆テロするISの聖戦士となにが違うの?

 

 

老いることに対しての責任を持とう、たかだか、30半ばの若造が生意気なことをぬかすなと怒鳴られるのは理解の上で....

地球上で一番、かつ人類史上最大の「超超超高齢社会」を迎えているニッポン。平均寿命がずっと短かった時代に作られた社会保障や年金制度の仕組みのままで運用されている「介護業界」。

介護保険制度」がはじまってまだやっと20年にとどくかとどかない程度の期間しか経っていないけれど、もうすでに破綻寸前です。

高齢者や障がい者の世話をするのは社会全体の責任、親の面倒を見るのは子供の義務。」前面に出されているお題目なんだけど、この考え方で回してこられたのはもう過去の話です。

何でもかんでも自己責任にしたくはないけれど、老いていく自分の身体や生活について、老後のお金や人生の終わらせ方について、自分自身を「なにもできない弱者」にする前に出来ることはたくさんあるはずです

 

 

 

 

同僚「これで終わり?」

 

僕「これで終わり。思いついた範囲のことはみんな書いたよ」

 

同僚「良くなると思う?」

 

僕「正直、思わない。俺ら(介護職)のお先が真っ暗なのは、もうどうしようもないのかもしれないけれど、「若肉老食」で「男損女悲」な現状がすこしでも変わってほしいと思う。打ち捨てられた自分ら「ゆとり世代」の後の子たちがもっとずっと絶望しないように、弟夫婦の娘で俺の愛する姪っ子ちゃんの生きる未来がすこしでも明るくなるように.....」

 

 

 

 

 

 

fin.