孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

搾取の完成形。

本気でみんなに知ってほしいこと🙄‼️

 

アリギュラちゃん そこが人類の哀しい所だ 例え百万人命を落とそうとも彼らの学びは殆ど期待できない 驚きの低コスパ それでもじわじわと前に進むからイライラするよね 堕ちてしまえば楽になるものを

by堕落王フェムト

内藤泰弘著「血界戦線B2B

 

介護職紹介手数料50万円

(1件あたり全国平均)

半年以内の離職率38.5%なのに...

事業所負担感強く

 介護事業者が介護職を採用する際に民間事業紹介事業者に払った手数料が、1件あたり全国平均50万1千円だったことが28日、厚生労働省の委託調査で分かった。高額を払っても採用から半年以内の離職率38.5%に上り、人材が定着しない実態が明らかになった。平均手数料を地域別に見ると、東海が63万4千円で最高。北海道(59万8千円)、中国(51万6千円)と続いた。東京は2018年度の介護関係職種の有効求人倍率5.37倍と最も高い地域。北関東・甲信の平均手数料は最も低い34万3千円で、有効求人倍率3.66倍だった。厚労省は「人手不足の地域では手数料の負担感が強い傾向がある」と分析した。半年以内に離職した人の割合は、紹介事業者を経由した場合に38.5%、それ以外を経由したときは25.6%だった。厚労省は、一定期間内に離職した場合に紹介料の一部を返金する制度を、紹介事業者が設けることが望ましいとしている。

 介護事業所の41.5%が民間の紹介事業者を利用。「(無料の)ハローワークなど他の採用経路では確保できなかった」との理由が最多だった。職業紹介の実態を把握するため、昨年6〜8月、医療・介護の3976事業所、職業紹介事業の600事業所などをインターネットで調査した。厚労省は手数料や実績を明示するよう法令、指針で求めている。今回の調査を踏まえ、これを守っている業者を同省の運営サイトで周知する方針。

「高額でも業者頼らざるを得ない」

 介護職を巡っては全国で人手不足が続いており、採用時に民間職業紹介事業者に施設が高額の手数料を払う例が多い。採用しても定着しない場合があり、悩んでいる。◯◯◯地区の介護老人保健施設は昨秋、紹介事業者を通して介護福祉士を正社員として採用。成約料として約80万を支払った。施設の事務長は「他の産業も人手不足で、法人やハローワークで求人しても集まらない」と紹介事業者頼みの状況を説明する。この施設には、車で約30分以内に暮らす求職者の情報が、東京や名古屋などに本社がある複数の紹介事業者からメールやファクスで寄せられる。めぼしい人材を面接。この2年ほどで4人採用した。ただ、中には3ヶ月ほどで辞めた人も。紹介事業者からの返金は、支払った額の一部だった。「全額戻ってくるわけではなく厳しい。利点はないが、紹介事業者を使わないと現場が保てない」

 ◯◯◯◯地区の特別養護老人ホームは6〜7年前から紹介事業者を通じ理学療法士や看護師など5人を採用。1人あたりの成約料は100万円を越えたが、その後も働き続けているのは1人だけという。ここ4年ほどは、近隣自治体に折り込みチラシを配るなどの方法でも求人を模索するが、採用できたのは1人。「雪が降る、遠いといった理由で敬遠されてしまう」と、施設長は肩を落とす。職員の配置人数が介護保険法の基準を下回ると、介護報酬が大幅に減らされる。「人が足りなければ、成約料が高額でも紹介事業者に頼らざるを得ない」と話している。

 

:みんなの介護/介護対談 2018/3/22

:採用を外部に握られているので、いつまでも人材会社に利益を吸い取られ続ける(鬼畜)

:この半年介護業界にすごい動きがある。中小零細の経営者はもういらない。周辺事業者に好き放題やられ過ぎ。という声が上がり始めた。零細事業者は鬼畜さんが支援した人たちのことですね。中小零細事業者に周辺事業者が群がって介護報酬が流出して介護職員に回らないという問題がついに限界まで来てしまった(ジャーナリスト)

:富の再配分になっていない。本当にそう思う。今回の改正で周辺事業者を追い出そうって動きが始動しましたね。ただ現状は採用を外部(周辺事業者)に握られている。本気で介護事業者はこの問題について考えていかないと、いつまでも人材会社に利益を吸い取られ続ける。そして介護職の賃金は上がりつつあるとはいえ、恐らくこの先もずっと貧乏なままだよね(鬼畜)

:先日聞いた話しだと、介護保険事業所の大法人が連携して人材を共有しようと。人材会社に頼らないような協力体制の構築に挑戦するとか。(ジャーナリスト)

:それは良い。もう介護業界は人材会社のカモ🦆。例えば介護職が1人登録して6ヶ月間何処かに紹介する。6ヶ月経ったら辞めてもキャンセル料は発生しない。紹介した人に6ヶ月経つ頃にバンバン転職勧誘のメールをする。次を紹介する。そんなことが介護人材の定着を阻害しているという側面もある(鬼畜)

:最高にまずい末期的な状況だね。介護職の人たちは、外部に流出するお金が自分たちの賃金や昇給にダイレクトに影響することを知らない。経営者が搾取していると思われがちだが、経営者ごと搾取されてしまっている(ジャーナリスト)

:残念なことに人材会社は介護関連事業はそういうビジネスモデルですってIRを出しちゃっている。しかも、その搾取構造を拒絶したら介護職を確保できなくなるから運営できない。東京の有効求人倍率3倍。愛知が5倍以上。夜勤付きになったら10倍。人材会社は介護職1人あたり安くて紹介料が15万円くらい。普通に40〜50万出せって言ってくるとこもある(鬼畜)

:それで半年で辞めるんでしょ?もう無理。人材会社はやり過ぎだね。その構造から抜け出さない限り、介護職にお金が回ることはないし、いつまでも貧困のまま。恐ろしい。モンスターだね。介護事業所は「高齢者にもっとよりよいサービスを〜〜」なんて言ってる場合じゃないね。常に介護職の立場に立ち、離職を減らして、報酬の外部流出を防がなければ介護職が幸せになる手段がない(ジャーナリスト)

 

某カウンセラーのコラム

悩み自問自答する介護士

ケア 寄り添い寄り添われて

 高齢者介護に携わる人たちが遠近各地から集う会に学び交流する機会をいただきました。対人援助職としては同種でも介護は専門外の私です。1泊2日、手当たり次第と言っては失礼ですが「ケアする人のケア」についての葛藤を尋ね回り、分かち合いました。すると、教職・看護・保育者も含め援助職の方がよく口にする「寄り添う」ことへの自問自答がそれぞれにつぶやかれたのです。

 

 「毎日、あわただしく食事、排泄、入浴介助の繰り返しです。利用者さんのこれまでの人生や生活を大切にケアしたいと思って介護士になりましたが、現場は"稼働率"云々(うんぬん)で、回想するなどの遊びのケアは贅沢と思われがちです。これで本当に寄り添うケアなのかと考えると疲れてしまいます。」

 

 ところが、この若手女性介護士の話に70歳近いベテランの"時給"介護士は同感しつつ、その躊躇の乗り切り方を豊富な経験からキッパリと言います。

 

 「まっ、この施設は今はここまでと割り切って働き、少しずつ自分なりの大切にしたいケアを周りにも【出来るんだよ】と見せていくことよ。燃え尽きたら大切な利用者と会えないからね。私もそうだけど、この研修会にそれも自費で参加しているだけでも利用者さんのいのちの介護に寄り添っていると思うことよ」

 

 3年かけて時給を10円賃上げできたと胸を張るベテラン介護士です。施設で1時間のレクリエーションタイムを、何年間も働きその信頼で経営者から認められたそうです。即位にあたって天皇陛下「国民に寄り添って」と何度も"決意表明"されました。それだけに「寄り添う」という言葉が特別な重みと清らかさを印象づけているのかもしれません。しかし寄り添っているつもりがされていることもあるのです。ただそこに指導性や権威性が入りこむと互助の関係が見えにくくなります。本来、ケアは互助です。

 「介護士として自分は本当に利用者さんに寄り添っているのか。無力さを感じる時ほど、ただ居るだけではないかと悩むのです」若手女性介護士にわたしも自戒を込めてひと言。

 

 「その無力さと向き合いつつ、傍で今日もただ居て介助するだけ。それが一番出来そうでできないことです。わたしも何も特別なことをしなくて居るという寄り添い方でこの仕事を乗り越えてきた気がします」

 

 「寄り添う」という共感の話ができそうです。

 

 ....月給がだいたい15〜17万程度。資格手当や夜勤手当や残業代なんかも含めてもだいたい手取りで基本給とトントンくらい。国内全産業平均の月給賃金より¥90,000安くて40才の時点での平均年収が日本国内63種に分類された職種の中でぶっちぎりの最下位。国がまとめた「メンタルを壊す職業ランキング」では医療職と同率で3位‼︎の逆にこの上(下)なく華々しい我らが介護業界では介護職員が高値で取引されているそうです。つーか、手取りで16,7万の労働者を50〜100万円で取引とかそれもうただの奴隷の売り買いじゃね?中世の黒人奴隷の売買しかり、一昔前の日本の女衒(ぜげん)しかり‼︎😠💢公的に認められてる人身売買とかこの国なんなん?👊と絶叫したくなる今日この頃のわけなのですが最近、少し追い風が吹いています。そう。このコロナ禍です🦠🦠😷結局、入職してきてはくれなかった我が友のように仕事がなくなってしまって困っている人たちが「最後の手段」というカードを切る(切らざるをえない)状況に陥ると介護業界に流れてくるのです💩。東京🗼での介護関係の有効求人倍率が5.37倍?飲食業や旅行関連やイベント関係が壊滅状態の昨今、「背に腹わかえられない😖」となってしまった人たちが介護業界に文字通り堕ちてきます。一時的にであれ腹括るのであれ...世の中の景気が良い時には見向きもされない俺ら(介護職)ですが、こーゆー状況になると若干ですが人手不足が解消されます。しょうじき、良いのか悪いのかわからないけれど。

 上のコラムの"介護士たる者こうあるべき"みたいな若手女性介護士さんや3年かけて時給を10円賃上げ出来たベテラン介護士さんみたいな高い意識も尊い志も持ち合わせていない使い古しおっさん介護福祉士の俺みたいなのがうじゃうじゃいる業界です😘

 ラジオ📻でクソ面白くもない鬱芸人が「仕事を無くした女性が性風俗産業に流れてくる♪ぐへへへへっ」とかほざいて、現役大臣にまで言及されるほどの大炎上🔥🔥🔥になってるらしいけれど、ソッチに行く前にコッチ(介護職)ってルートもあることを覚えておいてください🙄

本当にマジで本気で働く側の人のことも考えてください。極限の搾取構造と強烈な志と理想...そろそろ介護職は一致団結してストライクやデモやら起こしても良いと思うんだけどな‼️

 

fin.