行くあてのない者たちの終着地点。人間のゴミ箱。社会のどん底。絶望の掃き溜め。
介護いいトコ一度はおいで
底辺職の殿堂、介護業界。
年齢、性別、国籍問わずありとあらゆる人たちが流れ着いては去っていきます。
最近では、世の中の景気だか雇用情勢がだいぶ良くなっているらしくて介護の求人に応募してくる人は更に少なくなっているそうです
なぜだか不思議な逆転現象が起こるのですが世の中の景気がいい時にはこの業界には人が集まりません
逆に、景気が悪かったり雇用情勢が悪いと集まってきます
理由はシンプル。
なにも世の中に職がある時に薄給低賃金重労働の仕事を好き好んで選ぶ必要はありません
だけど景気が悪いとき、やむにやまれずどうしようもなくなったときには仕方がありません
最低限、食っていくために、生きていくためにも仕事をしなくてはいけません。
そんなこんなで世間の景気が良くなってくるとこの業界はより一層人手不足になります
お手本のような負のスパイラル笑笑
辞めてく人の理由のほとんどは薄給重労働...も、もちろんなのですが実は大半は「人間関係」です
ぶっちゃけこれは介護に限らずともどんな仕事/職業でも当たり前に一番の理由なんだろうけれど介護業界では度を越しています
最底辺の「誰でもできる」、「誰でも入って来られる」業界。
そこに集まってくる人間は熱い想いや尊い志しを持った人たち....
ではなくて他にどうしようもなくなった人たちがほとんどです。
そもそも人間の質が最低最悪なのです
どう考えても人格障害者や、発達障害、前科持ちや元ニート....
イかれたメンバー紹介するぜって言いだしたら本当にみんなイかれてます
そんな人たちの集まりの介護職の中でもとにかく悪名高いのが「おばヘル」。
所謂おばさんヘルパーです
たしか、男女比が3:7くらいで圧倒的に女性の多い介護現場の中で正社員、パート問わずおばちゃんたちが大勢いるのはなにも不思議なことではありません
資格の有る無しに関わらずある程度長いことやっているおばヘルの皆さんはもちろん全員とは言いませんがなかなか厄介な人が多いです
介護職四年目、いくつかの現場を渡り歩いた著者の経験と偏見で紹介してみたいと思います。