夏の思い出🍉⛱️〜家族旅行/ビーチ?荒地です〜

 子供の頃に一度、家族旅行で新潟の海辺らへんにある小汚い宿屋に連れて行って貰ったことがある。ちょうど今くらいの時期で、海無し県民としては『海が見れる』というだけでまぁ....ちょっとしたイベントだった🌊👀。...当然見たいのは海でなくて水着ギャルだけれど👙👀❤️。たしか小学校高学年か中学1.2年あたりだったとおもうのでもう25年は前の話だ。

 小綺麗な洒落たテラスハウス⛱️?みたいな建物が立ち並ぶビーチ沿いを通り抜けて到着したのは、いかにも"過疎地"といった風情のボロボロのあばら屋だらけの薄暗い通り、これまたボロボロの看板に『漁師の家』🪧とギリギリ判別可能な擦り切れた文字が書いてあった😨。..どうやらここに泊まるらしい。旅館の正面のひび割れだらけのアスファルトの上に、これまた小汚いおっさんが座っていてタバコ🚬を吹かしながらたぶん、漁でつかうのであろう網の手入れをしていた。凄まじく愛想がなく客が到着して目の前にいるというのに顔を上げもしない。不機嫌そうに入り口を一暼するだけ。この時点でもう『あー、駄目だここ』と子供ながらに悟った覚えがある。小汚い宿屋の小汚い畳の客室に荷物を下ろして、『よし!さっそく海に行くぞ』と少年だった可愛らしい俺は目を輝かせる🥺。そうだ!宿が汚いとか宿の住人の愛想が悪いとかそんなことはどうでもいいことだ。だって海に来たんだもん!海がメイン🌊🪼🏖️🥺‼️宿屋(暫定)のすぐ裏側がビーチ⛱️になっているそうで、しかも『プライベートビーチ🏖️』とのこと。目を輝かせながら妹と弟と3人でビーチに向かう。そこにあったのは、傾いた看板🪧に黒いスプレーで"プライベートビーチ"と公衆便所の落書きみたいに書いてあって、幅100mくらいの範囲を工事現場に置いてある黄色と黒のシマシマの仕切り?➡️🚧で区切ってある岩場だった。...いくら海に馴染みの無い長野県民だったとしても、ここがビーチでは無いことはひと目でわかった👀。足元がごつごつしていて危ない🩴。確かに波打ち際🌊的なところは少し砂地になっていて浜辺感🏖️がギリギリなくは無かった。横を見てみるとこれまた黄色と黒のシマシマのロープ🪢で境界線が引かれている向こう側には夥しい数の『学校の行事で来たのかな?』と思われる小学生の群がいた。ロープ🪢一本挟んで、この素敵な"プライベートビーチ"には俺たち兄弟3人と合流してきた父親🧑‍🧑‍🧒の4人。仕切りの向こう側には100人以上の小学生の群れ。視線がいたい😟。僅かな面積の波打ち際でパチャパチャしていたのだけれど(面積が僅かでテンションが上がるのは女性の衣類だけだ😢)天気も悪いし☁️波も高いっぽい。泳いだりはしないでなんか落ちている貝殻🐚とかを拾っていた覚えがある。身体のそこここに傷🩹を作って宿屋に戻る。よし!今度は晩御飯だ🥺😋きっと新鮮な海の幸を食べられるんだ✨✨🐟🦀🤩。

 その日の晩御飯は『俺はたったいま冷凍庫から登場したところだよ』という顔をしたまだ解凍されていないシャリシャリしたマグロの刺身だった🐟。あとはチャチなサラダと味噌汁とご飯。この宿の娘なのかアルバイトなのか、ジャージを着た高校生くらいのねーちゃんが運んできてくれた。その時の父親の残念そうな顔といったら😢。『ほかにお刺身とか注文できますか?』と聞いたら『ありません』とハッキリと言われた。なんで?目の前海なのにお刺身冷凍なんだよ?てか宿の名前『漁師の家』なのになんでダヨ❓なんかもう学校給食というか病院食だろコレ❓

 それでも海に沈む夕日は綺麗だった覚えがある🌆👀。

残念感の半端ない家族旅行の思い出。

 

fin.