孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

家族の言い分①

閲覧注意

 

 

 

 

 

 

 

押し付けて

口は出すけど

手は出さず

 

 

介護職のうんざりすることランキングの中でもかなり上位なのがこの「傲慢かつ無理解な利用者の家族/親族」についてです。

 

最底辺の職業かつ低賃金重労働、もうなんKかも数えられない劣悪な環境。質の悪い職員の集まりから生じるストレス、意味不明かつ横暴な施設や会社の上層部。関わっちゃいけない職業ランキングでも介護はヤ◯◯の人たちと並んで一等賞金メダルなのは間違いありません。

 

その中でも「低賃金」より上の離職の理由(1位はもちろん職場内での人間関係です)についでしんどいのが利用者の家族との関わりです

 

介護職や介護を生業としている組織、企業にとって一番のお客様は当然、「御利用者様/御入居者様本人」ですがそれと同レベルで重要視されるのが「その家族」です。

 

老人ホームをはじめとする数多の介護施設に入居されている老人や障害のある人たち、その入居費用や利用費を払っているのはたいてい、そのご家族です

 

中には全額、自分の年金や貯金で賄われている人も居るにはいますが、それは極々一部のお金持ちです

 

施設に入居する時は家族の中でも「キーパーソン」と呼ばれる施設とのやりとりや、いろいろな事を決める際の代表者(メインでその入居者の介護を担う人)を決めるのが常です

 

例えば入居するのがおじいさんだった場合、奥さんのおばあさんだったり息子さんや娘さんだったり甥っ子や姪っ子だったりします。

 

特に血縁関係が無いといけないわけでは無いので、法定の後見人や所謂「内縁の妻」的な人がキーパーソンになっていた人もままいらっしゃいました

 

とにかく施設とやりとりする代表者はかならず設定されます

小学校や中学校に入学する時でも当然「保護者」は必ず書面にて提出されます。それと同じ事です

利用者や入居者と同じくらいお金を払っている家族を重要視するのは至極当たり前のことです

 

介護施設に入ってくる老人たちや障害のある人たちは、全世界の極々普通の一般人たちと当然同じようになにかしらの問題を抱えている人がたくさんいます。

金銭的な事、人間関係的な事、それまでの経歴や地位や体面のこと。。

特に老人ホームに入居してくる人たちはたいていは一般よりも裕福な人たちです。お金持ちです。

金あるところにトラブルあり

 

そして、それまで(居た場合は)一緒に暮らしていた家族や親族から「介護が必要になってきたし家で暮らしていくのは正直しんどい」と思われた人たちがほとんどです。

中には自ら「子供に迷惑をかけたく無いから」と言って入居してくる人もいますが、そうで無い場合、入居してくるまでの間に大なり小なりなにかしらのトラブルを抱えてくることが多いです。

 

 

②に続く