孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

正しい綺麗事と許されざる反論①

Q.スタッフに「こんなに忙しいのに..勉強会なんてしている時間はありません」と言われたらどのように返事をすればよいですか。最も適切なものを1つ選びなさい。

A.自分たちが勉強しないと困るのは利用者(入居者)様ですよ。

 

管理業務試験(サービス)リーダー試験

(部外秘)

 

5月の初めからひと月間の予定で出向している他支店での勤務も今日で半分が終わる。

 毎日、標高896㍍の高地を車で往復90㎞、2時間弱かけて通勤している。...通勤してるのは勝手にやっていることでそっちでホテルとってもいいのだけど..

 半年ほど前に、あまりにあまりの状況に施設長が失踪、立て続けに職員が退職して自分含め一気に4人の応援要員が投入された悪名高いあの支店。

 

その後、2、3人新しい人が入職してきたけど結局すぐに逃げだしたそう。それはいいのだけれど古参で中心的なメンバーだったお姉さんがメンタル壊して出勤してこなくなっちゃったのでまた新しいのが入ってくる予定の6月までの繋ぎとして自分が出荷されている😔

 

来なくなっちゃったお姉さんは周りが「もういいよ」と思うくらいに自分のシフトが終わった後も残って働いていて、はたから見ててもいろいろ抱え込みすぎてそのうち潰れるだろうなと思っていたら案の定でした。

 失踪した人の後釜の施設長に「◯◯さん(お姉さん)、辞めちゃったんですね」と話しをしたら、「うん。壊れて潰れるのは◯◯(この支店)あるあるだからね😉」と乾いた笑いとともに言われました。笑いごとじゃねーよ。

 

入居者の要介護度の平均値が高い割に職員は絶対的に不足していて、なおかつ土地柄なのか入居している爺婆の気質が頑固で我儘で凶暴。入居者の家族も一日中施設に入り浸っている人が何人もいてその人達からの干渉やクレームが激しい。しょーじきやり辛いことこの上ない。

 そのくせ残存している(まだ壊れていない)職員たちは無駄に非効率的で入居者や家族のどんなに細かい要望やクレームにも馬鹿丁寧に対応している。

 自分たちの法定の休憩時間やシフト終わりのサービス残業で。介護の理念やらサービス業としては正しくてご立派なのかもしれないけれど、どこかで線引きしないと際限がなくなってやりきれなくなってしまうし実際もうそうなっている。

 やられる方はそれが当たり前でむしろどんどん要求してくることの頻度や内容が多く大きくなってきていて彼らの「こうすべき、こうあるべき」が日に日に肥大化している。要介護老人という無敵の弱者を盾にとってお客様というこの国では最強の立場で正しさと綺麗事を振りかざして居丈高に介護職員たちをこき使う。

 なに一つ、反論も抵抗も許されない俺たちはただただ黙して従う以外にない。少しでも気にくわないことがあれば「弱者という立場」と福祉と介護という綺麗事、「要介護老人の為」という手のつけようもないほど鉄壁の免罪符を剥き出しにしてくる。正しくて綺麗なことを振りかざすのってすごく気持ちがいいことみたいで中毒性があるらしい。

 

一日中、喚き散らしている巨漢のくs...入居者の婆様がいていつもその人にはとんでもないクレーマーの娘が一日中張り付いている。婆様が80台後半で、見た目から娘は50台くらい。日曜日になるともう一人張り付く娘が増えて2人になってやりたい放題言いたい放題やりまくっている。

 ある時、その婆さんの部屋からナースコールがきて訪室すると「なにやってるのよ!もう30分もほったらかされてるわ」とそんなこともないのに喧嘩腰に娘2人から食ってかかられる。

 定時のパット交換(オムツ交換)はキッチリやっているんだけどその婆さんだけはやたらと頻繁にオムツ交換をさせられる。ベッドを高くしてオムツを交換していると後ろでふんぞり返っている2人の会話が聞こえてくる。

 

糞1「そういえば最近見ないけど、あの子◯◯(来なくなったお姉さん)は?」

 

糞2「あー、あの子辞めたらしいよww」

 

糞1「ろくに使えなかったよねw」

 

糞2「こんな所にいたらいき遅れるし辞めて正解だわw」

 

誓っていうけれど一語一句脚色なく本当にこういうことを言う。お姉さんはこの糞馬鹿カス姉妹の2人から散々イジメられていて病んじゃった原因の一つはこいつらなんだと思う。

 オムツを替えながら「平常心...平常心..」と心の中で呟いていても心底本当に腹がたつ。つーか殺意が湧く

 

ここまでして、ここまで言われてそうまでしてこいつらを生かしておかないといけないのか?どれだけ耐えに耐え、歯を食いしばり俺たちは自身の生活も人生も捧げて介護ってそんなに尊いものなのか?この国に存在する介護職の中で唯一俺だけがそう思うのだろうけれど常にそう考えてしまう。決して「やりがい」で塗り潰せるものではない

 

お願いします。

お願いします。

お願いします。

お願いします。

お願いします。

お願いします。

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

 

「ありがとうございます」に価値がないと気付いてしまえばこの仕事は本当に何の価値も見出せなくなる