孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

正しい綺麗事と許されざる反論②

貴兄が乾きしときには我が血を与え、

貴兄が飢えしときには我が肉を与え、

貴兄の罪は我が贖い、

貴兄の咎は我が償い、

貴兄の業は我が背負い、

貴兄の疫は我が請け負い、

我が誉れのすべてを貴兄に献上し、

我が栄えのすべてを貴兄に奉納し、

防壁として貴兄と共に歩き、

貴兄の喜びを共に喜び、

貴兄の悲しみを共に悲しみ、

斥候として貴兄と共に生き、

貴兄の疲弊した折には全身でもってこれを支え、

この手は貴兄の手となり獲物を取り、

この足は貴兄の脚となり地を駆け、

この目は貴兄の目となり敵を捉え、

この全力をもって貴兄の情欲を満たし、

この全霊をもって貴兄に奉仕し、

貴兄のために名を捨て、

貴兄のために誇りを捨て、

貴兄のために理念を捨て、

貴兄を愛し、貴兄を敬い、

貴兄以外のなにも感じず、

貴兄以外の何にも捕らわれず、

貴兄以外のなにも望まず、

貴兄以外の何もない、

ただ一言、貴兄からの言葉にのみ理由を求める、そんな惨めで情けない、貴兄にとってまるで取るに足らない一介の下賎な奴隷になることをーーここに誓います。

 

某口上。

 

録画しておいたNHKハートネットTV「今日1日を生きる〜依存症高齢者の介護施設〜」」を見た👀。

 

某県某所にある、アルコール依存症、薬物依存症などで何度も服役したりしていて家族からも縁を切られている行くあてのない高齢者たちの為の介護施設という慈悲深すぎて美しすぎる成層圏突き抜けるくらい意識の高いそれはそれはすんばらしい福祉の鑑のようなところの特集回でした。形態はデイサービス。

 

家族とも絶縁されていて尚且つ依存症。で、認知症精神疾患患ってる人も少なくなくて生活保護受給者の高齢者たち。

....ご奉仕マニアの介護職たちが目の色変えてよだれ垂らしながら介護に励みます🤤

 

経営者は自身も依存症だった70代のおじさん、「どこも受け入れてくれるところがないからなんとかしなくては」と思って4年前に施設を立ち上げたそう。

 施設長は31才の男性で自身は親から虐待されて育って荒れた人生を送ってきたそう。「本当の家族にはなれなくても支え合ってここが居場所だと思って欲しい」とのこと。

 

いやぁ〜〜〜素晴らしい。

 彼らこそ本当の英雄ですね‼️

アベンジャーズとかジャスティス・リーグなんて目じゃない👀‼️

美しすぎて立派過ぎて頭が下がります。

もうノーベル賞とか貰ったらいいんじゃないかな🏆💐❓

 

こういう「犯罪歴があったり服役歴がある」高齢者のことを業界では「触法高齢者」と言って救わにゃならん手を差し伸べなくてはならん‼️と鼻息フンフン言わせながら対応します。

 家族の協力は得られないので行政やら社会福祉士、カウンセラー、病院、ボランティア等の力を借りながら自立支援(介護の正しい目的)を遂行します。

 

余談ですが、行く宛てのない老人たちは一般社会で生活するよりも刑務所の中にいた方が幸せという事態が実際発生したりしているのですがそれはさておき....

⬇︎⬇︎

みんなの介護

 

今まで散々、人に迷惑をかけて生きてきて家族を苦しめて他人を傷つけてきた彼らも最後には穏やかな老後を迎えます。なぜなら老人だから

 

「もういい加減勘弁してくれ」と、施設に連れてきて置いていった人たちも大勢いたそうです。それを「わかりました!私たちに任せてください!!」と自身も碌な人生送ってこなかった介護職たちが誠心誠意全身全霊で介護します。

 自分たちが💩片してる人達が貰ってる生活保護よりも低い賃金で。

 なにか「同病相憐れむ」というか狂信的な薄気味悪さを感じるのだけど、きっとこの人達にとっては「介護すること」はもう職業じゃなくて宗教なのです。心理学用語に「ヘルパーズ・ハイ」というのがあって他人に奉仕すること、感謝されることにオーガズムを感じる人種というのが確かに存在します。

 また、メサイア・コンプレクス」と言って...まぁ要は救世主願望なんだけれど「他人を救わずにはいられない」人種なんてのもいます。

なにかすごくいい事のような気がしますが実際のところ....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らがいるから、介護業界も現場も状況が改善されません。

 

「?」と思うでしょうが事実です。

 彼らはどんなに環境が酷かろうが状態が悪かろうが徹底的に我が身を犠牲にして他人に奉仕(介護に励み)ます。どう考えてもいいことなので際限がありません。悪いことだったら止められるけど良いことなので歯止めが効きません。かれらはそんな自分自身のことが大好きです。自己犠牲に殉教します。

 

介護される側や周囲にとっては最高です。自分がなにもしなくても熱い想いと使命感をもって彼らはなんでもしてくれます。どんな苦労も厭わずに。

状況が悪くなればなるほど、環境が酷くなればなるほど彼らは「もっと頑張らなくちゃ!!」と考え行動します。

それが幸せなので。

それが本望なので。

 

利用者もその家族も社会も行政もそんな彼らにおんぶに抱っこで「まだ頑張れるよね?もっと出来るよね?もうちょっと厳しくしても大丈夫だよね?」と、限界まで搾取します。

 

それが嬉しくて嬉しくて堪らない彼らは、どんどんのめり込んでどんどん純化して自分と同じでないもの自分の考えについてこられないものはいつしか敵になります。このループは終わりがありません。いつのまにか誰も止められない止まらないチキンレースに巻き込まれています。その終着点は破綻です。

 

感謝される事、奉仕する事に麻薬に近い依存をしている彼らが、僕には依存症高齢者の為の介護施設に勤務する介護依存症患者に見えます。

 

fin.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正しい綺麗事と許されざる反論①

Q.スタッフに「こんなに忙しいのに..勉強会なんてしている時間はありません」と言われたらどのように返事をすればよいですか。最も適切なものを1つ選びなさい。

A.自分たちが勉強しないと困るのは利用者(入居者)様ですよ。

 

管理業務試験(サービス)リーダー試験

(部外秘)

 

5月の初めからひと月間の予定で出向している他支店での勤務も今日で半分が終わる。

 毎日、標高896㍍の高地を車で往復90㎞、2時間弱かけて通勤している。...通勤してるのは勝手にやっていることでそっちでホテルとってもいいのだけど..

 半年ほど前に、あまりにあまりの状況に施設長が失踪、立て続けに職員が退職して自分含め一気に4人の応援要員が投入された悪名高いあの支店。

 

その後、2、3人新しい人が入職してきたけど結局すぐに逃げだしたそう。それはいいのだけれど古参で中心的なメンバーだったお姉さんがメンタル壊して出勤してこなくなっちゃったのでまた新しいのが入ってくる予定の6月までの繋ぎとして自分が出荷されている😔

 

来なくなっちゃったお姉さんは周りが「もういいよ」と思うくらいに自分のシフトが終わった後も残って働いていて、はたから見ててもいろいろ抱え込みすぎてそのうち潰れるだろうなと思っていたら案の定でした。

 失踪した人の後釜の施設長に「◯◯さん(お姉さん)、辞めちゃったんですね」と話しをしたら、「うん。壊れて潰れるのは◯◯(この支店)あるあるだからね😉」と乾いた笑いとともに言われました。笑いごとじゃねーよ。

 

入居者の要介護度の平均値が高い割に職員は絶対的に不足していて、なおかつ土地柄なのか入居している爺婆の気質が頑固で我儘で凶暴。入居者の家族も一日中施設に入り浸っている人が何人もいてその人達からの干渉やクレームが激しい。しょーじきやり辛いことこの上ない。

 そのくせ残存している(まだ壊れていない)職員たちは無駄に非効率的で入居者や家族のどんなに細かい要望やクレームにも馬鹿丁寧に対応している。

 自分たちの法定の休憩時間やシフト終わりのサービス残業で。介護の理念やらサービス業としては正しくてご立派なのかもしれないけれど、どこかで線引きしないと際限がなくなってやりきれなくなってしまうし実際もうそうなっている。

 やられる方はそれが当たり前でむしろどんどん要求してくることの頻度や内容が多く大きくなってきていて彼らの「こうすべき、こうあるべき」が日に日に肥大化している。要介護老人という無敵の弱者を盾にとってお客様というこの国では最強の立場で正しさと綺麗事を振りかざして居丈高に介護職員たちをこき使う。

 なに一つ、反論も抵抗も許されない俺たちはただただ黙して従う以外にない。少しでも気にくわないことがあれば「弱者という立場」と福祉と介護という綺麗事、「要介護老人の為」という手のつけようもないほど鉄壁の免罪符を剥き出しにしてくる。正しくて綺麗なことを振りかざすのってすごく気持ちがいいことみたいで中毒性があるらしい。

 

一日中、喚き散らしている巨漢のくs...入居者の婆様がいていつもその人にはとんでもないクレーマーの娘が一日中張り付いている。婆様が80台後半で、見た目から娘は50台くらい。日曜日になるともう一人張り付く娘が増えて2人になってやりたい放題言いたい放題やりまくっている。

 ある時、その婆さんの部屋からナースコールがきて訪室すると「なにやってるのよ!もう30分もほったらかされてるわ」とそんなこともないのに喧嘩腰に娘2人から食ってかかられる。

 定時のパット交換(オムツ交換)はキッチリやっているんだけどその婆さんだけはやたらと頻繁にオムツ交換をさせられる。ベッドを高くしてオムツを交換していると後ろでふんぞり返っている2人の会話が聞こえてくる。

 

糞1「そういえば最近見ないけど、あの子◯◯(来なくなったお姉さん)は?」

 

糞2「あー、あの子辞めたらしいよww」

 

糞1「ろくに使えなかったよねw」

 

糞2「こんな所にいたらいき遅れるし辞めて正解だわw」

 

誓っていうけれど一語一句脚色なく本当にこういうことを言う。お姉さんはこの糞馬鹿カス姉妹の2人から散々イジメられていて病んじゃった原因の一つはこいつらなんだと思う。

 オムツを替えながら「平常心...平常心..」と心の中で呟いていても心底本当に腹がたつ。つーか殺意が湧く

 

ここまでして、ここまで言われてそうまでしてこいつらを生かしておかないといけないのか?どれだけ耐えに耐え、歯を食いしばり俺たちは自身の生活も人生も捧げて介護ってそんなに尊いものなのか?この国に存在する介護職の中で唯一俺だけがそう思うのだろうけれど常にそう考えてしまう。決して「やりがい」で塗り潰せるものではない

 

お願いします。

お願いします。

お願いします。

お願いします。

お願いします。

お願いします。

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

ありがとうございます

 

「ありがとうございます」に価値がないと気付いてしまえばこの仕事は本当に何の価値も見出せなくなる

 

 

 

 

 

エキセントリック少年ボウイ(80代)

case1.

 

aさん「助けてぇ〜助けて下さ〜い」

 

職員(aさん、膀胱癌のステージⅣでうまいこと排尿出来ないんだよね。すごく不穏。んでもって身体は元気で認知は重度だから手に負えない。すぐそこら辺でズボンとリハパン下ろしてオシッコしちゃうし...)

 

aさん ジョボボボボボ

 

僕「わわわっ💦そこでおしっこしちゃダメですよ💦お部屋行きましょう💦」

 

aさん「助けてぇくれよぉおお、助けてー」

 

aさんの家族「なんとかしてくださいよ!お爺ちゃん苦しんでるじゃないですか!なんとかしてくださいっっ」(泣きながら)

 

僕(介護の領分超えてるよ...病院行きなよマジで...まぁ病院が捨てたからここなんだけどさ)

 

老人ホームに入居しながらデイサービスに通う。家族と話し合った末に出た結論はこうだったんだけど前例がないことだったんで介護保険うんぬんのあれこれでそれが出来るのかどうなのか県の上層部まで話がいきました。

そうこうしている間に状態が悪化してaさんは入院。病院ではがっつり身体拘束されてすぐに亡くなりました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

case2.

 

bさん「おい、最近お前セックスしてるか?」

 

女性職員「あはは...」

 

bさん「ちょっとキスさせろ」

 

女性職員「ダメですよぉ〜」

 

男性職員「◯◯さん、介助変わるね」

 

bさん「ふざけんな!お前なんだ糞野郎!どっか行け!◯◯(女性職員呼んでこい)

 

元大工。

屋根から転落して半身不随。60手前でどう考えても老人ではないんだけど何故か老人ホームに入居している。6年弱の介護歴の中で俺が本気で殺意を覚えた唯一の人物。

 

男性職員「....◯◯さん(女性職員)、bさんからナースコール。ご指名だから行ってきて

 

女性職員「えっ...」

 

bさんの居室

 

bさん「お前、もう辞めるらしいな」

 

女性職員「あっはい...」

 

bさん「最後に一回ヤらせろよ

 

女性職員「えっ....」

 

僕「◯◯さん!介助変わるね!つーかそのジジイに呼ばれても行くなって言っただろ何回も💢

 

女性職員「えっでも...」

 

僕「でもじゃねーよ💢💢

 

bさん「なんだお前引っ込んでろ殺すぞオラァ」

 

(今、俺がこいつを殺したとしても裁判が裁判員制だったら無罪になる自信がある(確信)障害者だからって調子乗んなよ)笑笑

 

僕「施設長...◯◯号室のbさんひどすぎますよ...現場が耐えられない..」

 

施設長「僕くんが助けてあげて⭐️」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

case3.

 

cさん。

元々、教職に就かれていたらしいお爺さん。つまり年金受給額が凄く多い💰💰

 夫婦で施設に入居されていて奥さんの方は寝たきり(要介護5)で全介助。

自分と奥さんの二人分の施設の利用料を自分の年金だけで賄っていたそう💰💰(毎月40万弱程度...) だけど、長いこと入居しているうちに状態が悪化。その頃ちょうど寝たきりだった奥様は逝去される。みるみる衰えて自分も寝たきりに。動けない歩けない食べられないわからない起き上がれない状態に...

 どう見ても半死半生。緩やかに看取りになるはずだったcさん。

 家族も奥さんの時は延命処置は望まれず自然のまま亡くなられた...

 

 

が、しかし

 

 

先に奥さんが亡くなられたcさん、つまり今までは毎月40万弱かかっていた介護費用が半分浮いた状態。

寝たきりになったcさんに家族は胃瘻の増設を希望。今度は自分が要介護5で意識も無くなったcさん。寝たきりのまま半死半生のまま栄養と水分を供給されオムツを交換され...家族の希望で年金発生装置として保存されることになりました。

 家族は指一本動かすことなく、生かしたままで丸投げしておけば他人任せで、入ってくる年金で医療介護費用は賄えて残りは懐に💰💰...

 日本の超高齢社会で尊厳死が行われない理由の一つ。

 

お爺ちゃん、いつまでも長生きしてね⭐️💰

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

case4.

 

僕「dさん、足元フラフラですよ!無理に歩き回って転倒でもしたら大変だから今日は車椅子に乗りませんか?

 

dさん「嫌だ!歩ける!手を出すな!」

 

ぼく「でも危ないですって💦じゃあせめて私に捕まってください」

 

dさん「やだ!辞めろ大丈夫だから!俺は大日本帝国軍人だぞ🇯🇵‼️

 

ぼく「はいはい」

 

dさん「戦時中の日本の....クドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクド...」

 

僕「はいはい」

 

dさん「軟弱な現代の若造に...クドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクド...」

 

僕....‼️👀 「あっ!」

 

dさん ドテーーン

 

dさん「助けて助けて」

 

施設長「僕くん、アクシデントレポート(事故報告書)よろしく📄✍️

 

僕(マジかよ...)

 

dさん「助けてぇ助けてぇ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

エキセントリック少年ボウイのテーマ - YouTube

 

fin.

 

 

 

脳漿炸裂ガール(90代)

case1.

Aさん「トイレトイレトイレ!!トイレに連れてって!!」

 

僕「ちょっと待ってくださいね!....はい行きましょう🚽」

 

Aさん「ふぃ〜〜〜」

 

2分後

 

Aさん「トイレトイレトイレええええっトイレに連れてって!!」

 

僕「あれ?Aさん、今行ったばっかりですよ?もうすぐご飯ですからね!用意しますね!」

 

Aさん「トイレぇ〜!!トイレにつれって!!トイレぇ〜〜

 

僕「...行きましょうか🚽」

 

Aさん「出ない」

 

僕(でしょうね。)

 

3分後、以下無限ループ

 

Aさん「トイレぇートイレぇートイレにトイレに行かせてえぇぇぇ🚽🚽🚽🚽🚽🚽🚽🚽🚽」

 

僕「..食事の後じゃダメですか?」

 

Aさん「今、今!漏れる漏れる!」

 

僕「後でね」

 

Aさん「ぬええぇい!ぬうううん!えええええい!んむええええい!!

 

僕「....何してるんですか?」

 

Aさん「あんたに呪いかけてるの。絶対殺してやる

 

僕「あっ、そう」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

case2.

Bさん「......」

 

僕「歯磨き済んだし、パジャマに着替えますね」

 

Bさん「........」

 

僕「オムツも替えなきゃね」

 

Bさん「...........」

 

僕 テキパキテキパキ

 

僕「おしまい!」

 

Bさん「.........」

 

僕「あとやることは..大丈夫かな?Bさん!他に用事はありますか?」

 

Bさん「..........」

 

僕「....はい。電気消しますね、おやすみなさい」

 

Bさん  ガシッ

 

僕「?」

 

僕「どーしました?」

 

Bさん「お願い!子供できてもいいから抱いて!お◯んこしてぇぇ!お◯んこお◯んこおおおお

 

僕「OH..」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

case3.

僕「はじめましてこんにちは。◯◯支店から応援で来ました介護士の僕です。今月いっぱいみなさんのお手伝いをさせていただきます。よろしくお願いします⭐️」

 

名札チラッ📛

 

Cさん「......ふんっ」

 

Cさん「....あんたいま?私のことバカにしたでしょ?」

 

僕「えっ..いえいえそんなこと..ごめんなさい」

 

僕(なにが気に食わなかったのかな?)

 

Cさん「あんた、私のこと老人扱いしたわ。馬鹿にしてる!気に入らない」

 

僕「えー、そんな..すみませんでした!

でもそんなことないですよ」

 

Cさん「介護のくせに口答えするんじゃないわよ!あんた生意気なのよ!」

 

Cさん「ぎいいいいいっアタシは出征軍人の妻よっ!!なんであんたなんかにばかにされなきゃいけやいのよっっキイイイイイ」

 

僕(わ〜、[削除済]たいな☺️)

 

食事の時間、配膳中...🍽

 

僕「お待たせしました、」

 

Cさん「あんたの触った御膳なんか食べられないわ汚らしい!下げてちょうだい!」

 

僕(よくいるトーシツだなあ)

 

Cさん「施設長呼んで!こいつ私たちを馬鹿にしてる!どこから来ただかしらないけど追い出して!人間の心が無いわ!まともな人間じゃない!キチガイよ!」

 

僕(決して好きで来てないけどね)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

case4.

僕「Dさん、臥床(ベッド等に横にすること)してきます🌃」

 

職員aさん「Dさん、凶暴だよ?気をつけて

 

僕「慣れてます」

 

Dさんの居室

 

僕「Dさん、今からパジャマに着替えて横になります。上脱ぎますね」

 

Dさん「ちょっとやめてよ!いやよ痛い痛いいたい

 

僕(触れてもいねーよ)

 

Dさん「ヤダヤダヤダ!誰か来てぇ〜〜たすけてぇ〜〜〜キチガイがいます助けてぇぇぇ〜〜

 

僕(たしかにキチガイはいるね。)

 

ガシッ!ぼかぼかぼかぼか

 

僕(痛い痛い痛い!あー、この前の傷治ったばかりなのにまた血が出る)

 

ぶちぶちぶちっ

 

僕....👀‼️

 

名札:殉職

 

バチンっっ

 

宙を舞うメガネ👓

 

僕「メガネは辞めて...」

 

僕「ぎぶあっぷ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

case5.

Eさん「ちょっとご飯まだなの」

 

職員一同(始まった。食べ終わったばかりなんだけどね)

 

僕「Eさん。夕ご飯はさっき食べましたよ」

 

Eさん「食べてないわよ!ふざけないでよ、早く持ってきなさいよ!」

 

僕「....わかりました。厨房に準備してもらいますね」

 

Eさん「アタシの部屋にあった300万円が無くなったわ。盗まれたのよ!早く返してよ

 

職員一同(もともと持ってねーよ)

 

Eさん「ここは酷い所ねぇ最低だわ。屑しかいない!◯◯に電話して出て行くわ」

 

職員一同(是非そうして!)

 

僕「今日はもう遅いですからね!明日電話しましょう。お金は、一緒に部屋の中探しませんか?」

 

Eさん「それよりご飯早くしてよ!もう3日もなにも食べてないわ!」

 

Eさん「警察に電話して!」

 

職員一同(手に負えない)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

case6.番外編

 

利用者の娘「キイイイイイ!いつまで待たせるのよ!はやくしてよ!ナースコール押してるのにもう30分も誰もこないわよ」

 

僕(ねーよ。せいぜい5分だわ)

 

僕(つーか、パート辞めてまで一日中施設に入り浸って文句垂れ流してんなら家連れて帰って自分で看ろや💢💢)

 

利用者の娘「◯◯さん(施設長)居ます?早く呼んできて!早くすぐにっ」

 

僕「畏まりました」

 

施設長「面倒臭そう」

 

糞「人がいないだかなんだかしらないけどどうにかしなさいよ!本社に電話しますからね‼️

 

 

僕「....幾らなんでも酷すぎません?」

 

施設長「ん?そんなことないよ。普通のクレーマーだよ」

 

施設長「心壊れそう⭐️

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

https://youtu.be/Ey_NHZNYTeE

 

fin.

 

GW/パラレルストーリー.

朝、僕。

ダラダラ うじうじ モタモタ

 

テレビ📺「おはようごおざいまぁ〜す⭐️ゴールデンウィークも後半に突入ぅ⭐️皆さんは何処に行かれますかぁ〜⭐️」

 

僕(仕事に行きます)

 

テレビ📺「前半でリフレッシュした人は後半は出かけましょお〜」

 

僕(四六時中疲れ切ってますがなにか?)

 

テレビ📺「ゴールデンウィークの予定がない人におススメ...」

 

僕(ゴールデンウィーク無い人には何がオススメですかぁ〜)

 

テレビ📺「きゃんぷぅ〜🏕🎣🥘」

 

僕  📺........👀‼️

 

僕(キャンプか...いいな!楽しそう)

 

テレビ📺「今は空前のキャンプブームで色々便利なアイテムが揃っていまスゥ〜🥘🍳🎣⛺️」

 

テレビ📺「仲間と集まって大自然の中で非日常をあじわいましょぉ〜⭐️」

 

僕(集まる仲間がいない場合はどおしましょぉ〜⭐️)

 

僕(でもキャンプいいな!ここら辺は周り全部山だし、一人キャンプとかも流行ってるって聞いたことあるし..でも道具が無いな)

 

僕(...あれ?でもなんの道具も持たずに外で寝るのってキャンプじゃなくてそれ野宿だ!)

 

テレビ📺「深い山に分け入って焚き火を見つめながら珈琲☕️..男を上げましょう🔥⛰⛰」

 

僕(カッコいい..でも俺が深い山に分け入った場合それはキャンプじゃなくて遭難になるな..危ないところだった)

 

僕(冒険者じゃなくて浮浪者になるところだった...)

 

ピロロロ、ピロロロロロ📲

 

僕👀‼️「はい、もしもし」

 

施設長「僕くんおはよう、悪いね早くから..」

 

僕「いえ...どーしたんですか?」

 

施設長「今日、午後から出勤できないかな?」

 

僕(えっ..休みだぞ今日..)

 

施設長「◯◯さん、子供が熱出してこられなくなっちゃったんだ💦」

 

僕「えー...◯◯さんとかは??」

 

施設長「地元(四国)に帰ってる!」

 

僕「◯◯くんは?」

 

施設長「田植えだって!」

 

僕(田舎あるあるかよ...)

 

僕「えー..はい。分かりました。出ます。」

 

施設長「ありがとう!GW終わったらちゃんと入れ替えるからね!」

 

僕「はい...」

 

僕(本当かなぁ...とりま、洗濯だけ済ませとこう👕👖🧺)

 

僕(あーぁ、キャンプ...キャンプいいなぁ🏕)

 

僕(そーだ‼️施設でもキャンプファイアーくらいなら出来るかも🔥🔥🔥マシュマロ焼いて食べよう🤤)

 

僕(あっ..でも施設でやるとそれキャンプファイアーじゃなくて火葬だ🔥👴👵🔥...危ないところだった)

 

fin.

 

 

GW/アナザーストーリー.

f:id:UN88:20190409090446j:image

 

case1. 某南の島🌊🏝🏖

 

アハハ

ウフフ

 

娘👙「お父さあ〜〜ん、お母さ〜〜ん!早く早くぅ〜」

 

父🏄‍♂️「おいおい待ってくれよぉ〜、そんなに走って転ぶなよぉ〜 わっはっはっは」

 

母👒「うふふ。◯◯ったらほんとうに楽しそう..無理してきて良かったわね✈️💕」

 

父「ああ。なんたって今年は10連休だからな!

 

母「ほんとうにいい思い出になったわよね。うふふ」

 

娘「あとでみんなでパンケーキたべよーね🥞💕」

 

父「◯◯は食いしん坊だなぁ〜」

 

アハハ

ウフフ

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

case2.某夢の国🎡🐭🤡🎈

 

キャッキャ

ウフフ

 

彼女🐖「今日は彼ピと◯◯◯に来てます🌟超楽しぃ💕たくさん写真撮らなきゃ🤳」

 

パシャパシャパシャパシャ📸

 

彼ピ🦍「インスタ映えフォ〜〜〜〜」

 

彼女「なんたって今年は10連休だもんね💕混んでるけどめっちゃ楽しい」

 

彼ピ「あっ👀‼️パレード始まった![削除済]来たよっ👀‼️」

 

彼女「きゃ〜[削除済]だぁ〜可愛いぃぃ💕写メ撮らなきゃ🤳」

 

パシャパシャパシャパシャ📸

 

彼ピ「来年もまた来ようね💕」

 

彼女「えぇ〜クリスマスにも来るぅ〜🎄🎅💕💕」

 

キャッキャ

ウフフ

キャッキャ

ウフフ

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

case3.某介護施設💩💀💩

 

介護A「ゴフッ...お風呂に..お風呂に連れて行かなきゃ...グハッ」

 

介護B「A...もういいからっ!!もういいから!いくら連休で人がいないからって、明け入りの二連夜勤の後に続けて入浴介助なんて無理だ!もういい..!はやく..早く帰って休め...!!

 

介護A「ヒュー..ヒュー...お、俺が..俺がいないと..グハッ..現場が回ら..な...い..ゲホゲホっ」

 

介護B「もう..もういいから..後は日勤の俺たちがなんとかするから..早く..はやく帰ってくれ.!」

 

介護C「ちょっと!!介護Dさん!◯◯さん、また徘徊してる!ちゃんと見守りしててよ!!あと◯◯さんのオムツ交換まだ終わらないの!?」

 

介護D「はいわかりましたー」(無表情)

 

介護B(あの目は辞める人の目だ👀)

 

来客者A「キイイイイイっ!!ちょっと誰かきて!シーツ汚れてるわよ!すぐに交換してよっっ!!こっちは高い金払ってるのよ!

 

来客者B「おい、コーヒー淹れてもってこい☕️」

 

来客者C「部屋でお茶、点てるからお湯沸かして持ってこい🍵」

 

来客者D「ふしゃしゃしゃしゃしゃしゃ、寿司買ってきたぞぉ。爺ちゃんも食べるぞぉ🍣」

 

介護B「えっ...◯◯さん、固形食無理なんでそれはちょっと...」

 

来客者D「後は頼んだからな。ふしゃしゃしゃしゃしゃしゃ」

 

来客者A「キイイイイイキイイイイイ、シーツ早くぅぅ」

 

介護A「俺が..ゲフンゲフン..俺が..グフっ..なんとかしな..いと..介護は、介護は、やり甲斐があり....ま....s..」ばたりっ

 

介護B「Aえええええっっ!」

 

介護B(「」なのか「せん」なのかどっちなんだ..)

 

看護師A「ちょっと!!◯◯号室の◯◯さんすごい熱!🌡どうしてこんなになるまで気付かなかったの⁉️病院連れてかなきゃ!」

 

介護D「........チッ」

 

介護B「病院っつっても今日は施設長休みだし、ケアマネさんは..別の人連れてもう行ってる🏥。...連休でいつものとこ休みだしな..

 

看護師A「なんかインフルっぽい」

 

来客者A「キイイイイイ、キイイイイイ、誰かシーツ替えなさいよっっ

 

介護C「!!ちょっと介護Dさん!◯◯さん、他の人の部屋入っちゃってる!しかもズボン下ろして💩してる!!」

 

介護D「..............チッ」

 

介護B「事務は普通に連休取ってるし、子持ちの職員も休みだ..!この人数で72人の入居者全員を介助しきれるか..⁉️」

 

入居者A「....ぐふっ🍣」

 

来客者D「あっ!河童巻きが詰まった!おーい職員、なんとかしろ〜〜」

 

介護B(せめて...せめて魚介類を...)

 

入居者B ブリブリぶりぶりぶばっ💩💩💩 「ふぅ〜6日ぶりじゃぁ」

 

入居者C「あっ!おいてめぇ!!なに人の部屋で💩してんだっ!この野郎っぅ」ガシッ!ぼかぼか👊👊💥

 

入居者B「ぎゃあああっっ‼️」

 

来客者C「婆ちゃんがお茶こぼして火傷した🍵!看護師はよっ!」

 

来客者A「シーツううううぅうううううううう!!!

 

介護B「.......くっ、大正昭和の後始末に追われて令和が...新時代が来ない!!

 

fin.

 

平成最後の映画🎞(ネタバレ注意)

僕「映画観てきたよ」

 

同僚「何観てきたの?」

 

僕「大ヒットシリーズで今回で完結編になるやつ!10年来追ってきた大好きなやつ

 

同僚「あ〜、あのアメコミのやつか!」

 

僕「そう!それそれ!!オベンジョーズ エンド・キンム

 

同僚(俺の知ってるのと違う..)

 

僕「前作のインフィニティ夜勤観てある?」

 

同僚「知らない...」

 

僕「結論から言うと激しい戦いの末、施設の職員と利用者が半分消滅したんさ」

 

同僚「あれでしょ?ラスボスが変な石集めて指パッチンしたせいでしょ?」

 

僕「いや、普通に嫌になって退職したりバックれたり事故で死んだり..

 

同僚「oh...」

 

僕「わかる人はもう分かったと思うんだけど結構ガチのネタバレだからこれから見る人はこれ以上読まないほうがいいですよ

 

同僚「誰に向かって言ってるの?」

 

僕「さーね。半分消滅の大量離職の原因になった5枚の事故報告書があったんだけど、今回の完結編では、タイムマシンを作って生き残ったヒーロー(辞めなかった介護職)達が時を遡ってその5枚の事故報告書を無かったことにするんだ

 

同僚「なかったことにしたって職員足りてなきゃまた同じようなこと起こるじゃん?」

 

僕「今回は、前回はいなかった史上最強の介護士キャプテン・便出るも参戦してるんだよ‼️

 

同僚「最強キャラなのになんでそいつは前回居なかったの?」

 

僕「彼女は受け入れ先のない要介護者達の入れる施設を探すために宇宙を旅していたんだ..!」

 

同僚「Shazam!!って叫ぶと変身するの?」

 

僕「違う」

 

僕「バラバラになっていたかつての仲間達が集まってあらゆる時期あらゆる場所で起こった事故をなかったことにする為に過去に旅立つんさ」

 

同僚「へー」

 

僕「メンバーはキャプテン・お盆、鉄屑元社長、マイティ・躁、パワー系脳筋、黒後家オバさん、弓の人、バツ1無職、外来種害獣🦝、ドS改造女、脇役おじさん

 

同僚「喧嘩売ってる?」

 

僕「心の底から愛してるよ

 

僕「まぁ、なんやかんやあって5枚の事故報告書は回収できたんだけど、そこにいつもめちゃくちゃなクレーム付けてくる体デカくて顔色がムラサキのおっさんが家族や親戚を引き連れてイチャモンつけにきたんだ

 

同僚「大ピンチ!」

 

僕「絶体絶命のその時に、今まで辞めていった元職員達や死んだと思っていた入居者達が駆けつけて総力戦になるんだ

 

同僚「熱い展開だね‼️」

 

僕「大混戦だったんだけど主に女性チームの活躍で敵勢力を押し返すことに成功したんだ‼️駆けつけたリハビリパンサー🐆、Dr.電子レンジ、全身タイツ変態仮面🕷、女王蜂🐝、赤系巨乳魔女に蝙蝠男🦇..!.

 

同僚「蝙蝠は違くない?で、どうなったの?」

 

僕「戦いが終わって全てが元に戻った後に、代表者がタイムマシンで事故報告書をそれぞれ元あった場所に戻しにいったんだ。それが終わったらそいつもタイムマシンですぐに現代に戻ってくるはずだったんだけど任務を終えたその人は、ひたすら介護に明け暮れた人生を振り返って「自分の人生を生きてみるのもいいかもしれない」って思ってタイムマシンを使わずに過去にとどまって好きな人と結婚して幸せに暮らして現在まで過ごしたんさ。当然年老いながらね

 

僕「現代で仲間達と再会した彼は、人生を「どうだった?」と聞かれて「素晴らしかった」と答えてエンドロール」

 

同僚「悪くないね」

 

僕「現実にはヒーローなんていないけど彼らの生き様や志は受け継げると思うんだ」

 

僕「アッセンブル!!

 

同僚「ちょっと何言ってるかわからない」

 

fin.