いにしえの宿敵との邂逅

某月某日 am.7:00

👩『僕さん朝食の検食、食べちゃってくれる❓』

※検食(けんしょく)=つまり毒味

 

僕『はーい』🙋

 

僕(..夜勤明けで朝飯食べるのキツイ..オエッてなる)🤮

 

僕『しゃーないな。いただきます』🍚🙏

 

僕‼️‼️⁉️👀

 

僕『なん...だと...』😨

 

??『くくっ..久しぶりだな』

 

僕『お、おまえは..⁉️』😨

 

??『..20年ぶり、と言ったところか。』

 

『ししゃも🐟‼️』

 

🐟『ああ。』

 本当にだから何?という話しなんだけれど、俺はししゃも🐟が苦手だ(だった?)。好き嫌いはほぼ無いんだけれど、コーヒーが飲めないのと、ししゃもが食べられないのは、本当に子供の時からどうしようもなかった😣。ほかにも鯖の味噌煮?とかも苦手で、子供の頃は食べられなかった。それをわかっていて母親から俺だけ、腐るまで鯖の味噌煮を食卓に並べられたりしたこともあった。

 ししゃも🐟のなにが困るかというと、こいつ結構、学校の給食とかに出てきやがるんだよね😨。大好きな人もいるのも良くよく知っているし、酒のつまみに最高!っていう話も聞く。昭和生まれの俺が小学生くらいの時代には、給食を残すことは絶対に許されない大罪で、『吐いてでも食え!』、『食べ終わるまで居残り』という狂気じみたことが普通に行われていた😨。自分と同じか、上の世代の人らでトラウマになってる人もいるんじゃないのかな😖。実際、何回か無理やり食べて吐いた覚えもある🤮。

 

僕『.....』👀

 

🐟『.....』

 

僕『俺、今日死ぬのかな❓』🤔

 

僕『来世では幸せになりたいな』

 

ぱくっ

 

僕(不味い。この独特の臭いと食感が本当にダメ。つーか口にするのも20年ぶりくらいだけど)😖

 

僕(...昔ほど、吐気は催さないな。でも不味い)😣

 

 食べたというより味噌汁で無理やり流し込んで、飲み込んだだけなのだけれど、人生で初めて丸々一匹、ししゃも🐟を食べる(※飲みこむ)ことに成功した‼️😬これは快挙だ‼️

  なにかしらで読んだのだけれど、子供の味覚や嗅覚というのは、大人の8倍もあるらしい。なので、大人の俺たちが感じているよりも、よっぽど、ピーマン🫑は苦く、魚🐟は生臭く、セロリは不味く感じるんだそうな。大人になってから、子供の頃に食べられなかったものが食べられるようになるのは、成長して克服したんじゃなくて、たんに昔に比べて味覚や嗅覚が衰えて、感じる苦痛が緩和されたからなんだそうだ🤔。これはけっこう、誰にでも身に覚えがあると思う。

 "好き嫌い"は無いのが1番いいけれど、ダメなものはダメ🙅‍♂️ってパターンもある。"偏食"と"マジで無理"の境目は難しいけれど、こればっかりは...まあ仕方のないことだとおもうのです😣。

 

fin.