僕『こんにちは。今日のパンツは何色ですか❓見せてください』🙂(ニッコリ)
もし、"外の世界"でこんなことを女性に向かって聞こうものなら、すぐに警察を呼ばれて..呼ばれなかったとしてもグーパン🤛の１発くらいは貰っても仕方がないと思う。
だけれど、高齢者介護施設という魑魅魍魎が跋扈する"異界"内においてはこれは紛れもなく業務なのだ。
俺ほど、頭が悪くて要領も悪いダメダメ孤高おじさんでも、新しい環境で、ひと月も働いていれば、少しは"そこ"のことが理解できてくる😱。笑ってしまうほどの猛烈な濃度とスピードで次から次に新しいシフトの業務を叩き込まれているのだけれど、その中のひとつにショートステイ(短期入居)の人ら👴👵への対応業務がある。"人間社会の最果て"の特養、特別養護老人ホームには、もはやここを出たら次に行くのは安置室💐という終末入居者だらけなんだけれど、それ以外に普段は自宅🏠で暮らしていて定期的に施設に預けられるという利用形態の人らも大勢いる。俺が小うるさく、入居で70人弱それ以外のショート利用を含めれば100人弱の神々(笑)を世話しないといけない😵💫💫。身体が一つじゃ足らないし腕が2本でもたりない。ぴえん。と言ってる理由がここにある。
このショート入居者対応業務に割り振られると、通常の風呂の世話やら尻拭き(おむつ交換)とは、ほぼ切り離されて、独自の日程を自分で組み立てて動かないといけない😩。例えば..
入居してくる人が3人👴👴👴
退去する人が2人👵👵
だと、合計5人の入退居者を世話しないといけない💫その業務は本当に多岐に渡る😱。必ずしもそうではないけれど、必要なら、読者の皆さんも毎日、嫌というほど街中で見ているだろう"高齢者送迎中"とか書いてある車🚐に乗って、寝たきりやらそうでない要介護者たちを"搬送"しにいかなければならない。状態的に身体を起こせずベッドからストレッチャーへ移譲みたいなひとばかりだから、やっていることはたぶん、救急車とそんなに変わらない🚑。乗せるなら霊柩車に乗せるべきだと思う。個人的にね。
搬送されてきた老人達を施設に到着したら、まずは体重測定。それから素っ裸にして全身くまなくチェックして、0.5ミリの皮下出血や2ミリの傷、どこに湿布が貼ってあって、どんなパンツを履いているのかをチェックする(冒頭に戻る)。
脱がしたすべての衣類に記名がなされているかチェックして、鞄の中の荷物も、マスク一枚、歯ブラシ🪥一本まで全部記名をチェックして"所持品"の一覧表を作る。これがめちゃくちゃ面倒くさいし時間がかかる🙁。それを入って来た人、出てく人の分を、とんでもなくシビアな時間内にやるのでドチャクソしんどい👕👖🩲🧳
デイサービスと同じで特養の"短期入居"もその目的のほとんどは、自宅で出来ない入浴🛀🧼をさせることと、ご家族様(笑)の介護負担の軽減のためだ。『ご家族様の介護負担の軽減』というのは、小賢しい専門用語を使えば、レスパイトケアというやつで、これも我ら奴隷..じゃなくて介護職の"義務"ということになっている。365日24時間、"誰かの代わり"に無尽蔵の要介護痴呆老人たちの、尻拭き💩と食餌の世話、風呂に入れて🛁、着替えをして、トイレに連れて行く🚽..この永久無限に終わりのない使命(笑)があるため我々奴隷..じゃなくて介護職には、年末年始も盆暮正月もゴールデンウィーク？も当然無いし、休むことも許されないのだ♾️。
これは戯言だけれど、このショートステイもそうだし、施設への入居、デイサービスの利用なりも含めて“付きっきりで世話の必要な老人をとにかく自分の手札から他者に押し付ける。押し付けなければ自分が壊れてしまう(負けてしまう)“というのは、現代社会全体強制参加の壮大な“ババ抜き🃏”のような気がしている🤗。
その中で“負けのみを負(お)う”のが俺たち奴隷..あっじゃなくてうんこ拭き(介護職)の役目なのである💩💩💩💩
....さて、今日のあなたのパンツは何色ですか❓コメント欄に書き込んでみよう🩲🤗✨✨
fin.
