孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

“落ちこぼれる”という悲惨

 人間は工業製品ではないので個体差がある。性能差がある🏭。スマホや自動車みたいに同じ規格、同じ値段の同じ製品ならみんな同じ品質で同じ機能!..というわけにはいかない😟。

 超重圧、超スパルタ、超陰湿な"うちの特養"の中で、ひと月弱の業務を遂行するうちに、中途採用のおっさんの俺含む、"4人の新人"の中でも......かなりの差が開いてしまっている😩。なんでも出来て当然のうんこ拭き歴10年目の俺は置いておいて、残りの社会人1年目の3人の若人の中で、仮にA君👱‍♂️とするが、そいつがなかなか辛いことになっている。..このA君、朗らかで優しい性格なのだけれど、いかんせん手が遅い😖。例えば、一緒に取り掛かってオムツ交換をやっていたとして、俺が2人分のうんこ💩の片付けを終えるタイミングであってもまだ1人目が終わっていない..時間をかけて1人を終わらせても、優しくて大らかな先輩たちから『それじゃダメだ!やり直せ!』とこうなる。100人近い、屍..もとい神様達👴👵の顔と名前と座席と居室と、ADLもなかなか覚えられていない👩‍🦼。超超人手不足のなかでとにかく"即戦力"を求められる昨今の介護現場の中では疎(うと)まれてしまう💫。すべてのことは出来て当たり前なんだし。ゆーてもこの特養じゃなければ、少しおっとりした奴で済むんだけれど、最重度の要介護者を膨大な人数詰め込んで、とにかく超スピードで、一定の規格に基づいた歯車としてプログラム通りに動くことが求められる介護の職場の中では正直、浮いてしまっているし向いていない😞。

 最低でも30分前出勤、俺はクソだとおもいながらも、シフトによっては1時間前に出勤して業務開始前の情報取りと下準備をするのだけれど、A君はいつも、時間通りに出勤してくる。(あたりまえのことだけれど、それがあたりまえじゃないのがニッポンの労働だ)先輩達はそれも気に食わない様子で、すっかり目をつけられてしまい、必要以上に厳しく、必要以上に細かく、A君の場合は吊し上げられるようになってしまった。

 一般人には意味がわからないことだろうけれど、例えば、臥床している入居者の靴下が脱がされていなかった🧦、ベッドが最低床になっていなかった🛌、時間帯によって細かく定められている側臥位の左右が違ったなんてことがあると、『どーせあいつ(=A君)の仕業だ😡』とこうなる😱。とにかく他人の"ミス"を論(あげつら)うことに心血を注ぐのが、糞拭き奴隷の介護職という人種の習性だしね💩😆。自分が"いい子"でいるためなのか、他人を貶めることで"安心感"が欲しいのか、とにかくそういう環境だからギスギスピリピリしている。そんなんだから色んなことを聞きづらいし教わりづらくて萎縮している。底辺かつ"閉じた世界"の中にいると、どうにも人間というのは"いじめ"のようなことをやりたがる性質があるらしい。どこででも嫌ってほど見てきた光景だ🤮。

 業務に対する苛烈な熱心さと緊張感のある素晴らしい職場ってことかな🤗(皮肉)。

 新人の若人たちと話しをしていると、とにかく出勤してくるのが嫌だ。早く帰りたい。これしか言わない。いや、俺も気持ちはおなじだけどさ🙄。グループラインを作って、新人4人で共有して、なんでもかんでも最初にやらされる俺が、彼らが手をつける前に自分がやったシフトや入居者の部屋割りなんかをノートにまとめて📓、それをグループラインで共有して、どうにか"予習"が出来るようにして、優しくて大らかな先輩達の"しごき"の濃度をさげられるように余計なことをしているんだけど、そもそもそういう情報を新人に与えるというか教えるのってごく当たり前に施設や先輩方の役割じゃないのか❓🙄

...何度も言って大変申し訳ないんだけれど、10年の奴隷歴の中でも、これだけキツくてこんなに教育体制がない介護施設はここが初めてだ💫💫💫😵‍💫

糞だな。

 

fin.