孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

みんなふつうのひと。

 うちで施工される葬式の9割は"仏式"というやつで、まあごくごく普通の、坊さん👨‍🦲が登場してナンマイダー🙏📿とやる奴だ👀。ひと口に"仏式"と言っても、宗派によってだいぶんやり方やルールや流れが違うのだけれども🤔。

 他にも"神式"....つまり"神道⛩"の葬式もあったりして、これは滅多に依頼が無くて、俺は見たことがない👀?。..せっかくだから"十字教式⛪️☦️"つまり、キリスト教式の葬儀を見てみたいものだけれども、それは『数年に一度』レベルで滅多にお目にかかることが無いらしい。残念😣。

 そんな中で、特殊(と言うと失礼なのかもしれないけれど)、興味深い二例の葬式があった。一つは創価学会のお葬式、もう一つは統一教会のお葬式だ👀❗️。人によっていろいろな印象を持たれているだろうこの二つの宗派?団体?のお葬式というのは、所属していない限り関わることなんて絶対にないだろうから、個人的にかなり興味深く貴重な経験だった。

その①創価学会のお葬式💐🙏

 創価学会のお葬式は友人葬(ゆうじんそう)と呼ぶそうで、当たり前なんだろうけれど、外部の寺やら坊主👨‍🦲やらは一切入らない。仏式の葬式の"導師様"..つまり坊さんにあたる役割の、ナンマイダー🙏をする人が、この組織内の"儀典部(ぎてんぶ)..漢字これであってるか不明"というところの所属の人がやってくれる。創価学会自体が日蓮宗から派生?した団体らしいので唱えるお経は『南無妙法蓮華経』。友人葬というだけあって、会葬者は親族だけじゃなくて、近隣の信者がみんな来てんじゃない?ってくらいめっちゃ多かった。現状の、いい加減飽きて来たコロナの影響で一家の葬式で火葬場に来ていい人数には上限があるんだけれど、それをガン無視して30人くらいでぞろぞろ火葬場に向かって行った👀。会葬者の中には、明らかに、中学生くらいだろうって制服を着た子たちもいて、葬式の時には、長い長いお経を誦(そらん)じていた👀。凄い。

 この友人葬の特徴で、お布施、お車代、御膳部料(おぜんぶりょう)という、導師的ポジの人に支払うお金が一切無い。会葬者への返礼品も無いんだそうな。共同体?として協力してやりましょうね!みたいな感じなのかとにかくコスパがいいみたい👀

その②統一教会のお葬式

 統一教会のお葬式は"聖和式(せいわしき)"と呼ぶそうで、こっちは完全に十字教感が強い。..いうてもうちは、ご遺体の搬送🚐⚰💨に関わっただけで内容はほぼ秘匿状態。簡単な式の流れの説明書きみたいのを受け取ったんだけれどそれには『歓帰式』=読み方わからない。と書いてあった👀❓。番号と聖歌の歌詞?がたくさん載っていて、式にはそれを歌うっぽい。葬儀屋だろうと一切関わらせないぞ!という強い意志を感じた笑笑

 

 なんとなくイメージ的に身構えていたこの二つの団体。言うても"お客様"なわけだから坦々と粛々と業務遂行するだけなんだけれど、思いの外、普通の人たちだった。普通に丁寧で、普通に談笑していて、普通に滞りなく葬儀は終わった。二世問題とかで苦しんでいる人がいるのも事実なんだろうけれど、側(はた)から見ればべつになんてことはない『普通』な人たちだった。

 

fin.