孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

これから葬式を上げる人のための覚え書き

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 なにやら今日から『マスクを外してもいいよ!😷』てなことになるらしいんだけれど、宇宙で1番強い"同調圧力"ってパワーに踵から頭のテッペンまでどっぷり浸かっている日本人にそんなことができるわけもなく、政府が『いいよ〜』っつったところで立場や職業上絶対に外せないって人らの方が多いんじゃなかろうか?🤔

 "ふつう"とか"あたり前"とか"常識"って人や環境によって様々なわけだし、そんな中で自分が属している集団の"支配者"の考え方や、やり方がその世界での"あたり前"になる。

 俺が考えている常識や普通は、どこかの誰かにとっては『はぁ?なにそれ?』だろうし、誰かにとっての"知っててアタリマエ"は俺にとっては『えっ⁉︎ナニソレ?』になる🙄。最近、職場の朝礼で『最近の顧客は常識がなさすぎて困る😬』なんて話題が出て荒れたので、お葬式に関して、こーゆーことがあるから知っておいた方がいいよ‼︎って事を、誠に勝手ながら垂れ流すことにしようそうしよう。

①まず"葬式"はやるかやらないか決められる。

 突然親が亡くなったり、元気だった爺婆👴👵が召されて、『すわ葬式をあげなきゃならん!』って状況に突然晒される若い人たちがたまにいる。びっくりしてるし混乱してるし悲しいし切ないし🥹..そんな状況の時に怒涛の手続きと采配をこなして、立派に"喪主"を務められるかってなったら、それはなかなか難しいと思う。うちの葬儀屋と、俺の女神様のところ以外の有象無象の葬儀屋やエコノミック坊主👩‍🦲👨‍🦲供にたかられて、お金をいっぱい毟り取られるかもしれない。だってなんにもわかんないんだからさ🙄。マジでここらへんのところは事前に自分の親や親族ともある程度の『話し合い』をしておくべき。転ばぬ先の杖👩‍🦯。ぶっちゃけ、火葬は絶対やらなきゃいけないけれど葬式ってやっても、やらなくてもどっちでもいいんだよね。お葬式をやらないで遺体を火葬するだけの流れのことを直葬(ちょくそう)』とか『火葬式』って言って、最近はけっこうこれも多い。もちろん1番お金のかからない"お別れ"のやり方だ。けして悪い事じゃない。寺や坊主👨‍🦲📿がしゃしゃり出てきてゴチャゴチャ言うこともあるみたいだけれど、それは『くそっ!それじゃ俺らに金が落ちねーじゃねーか許さん!』ってことなので気にする必要無し🤗

②通夜(つや)という葬式の前段階がある🌃

 は?当たり前だろ?なに言ってんの?馬鹿かよ?と思ったひとも大勢いると思うんだけれど、最近の若い人や"これから葬式童貞を捨てる"って人だと知らない人もたまに見かけた👀。プークスクス🤭っておもう人も大勢いるだろうけれど、じゃあ通夜ってなに🤔?って聞かれて答えられる人って..ほとんどいないんじゃなかろうか?お葬式の前日の午後から夜にかけてお通夜をして、翌日の朝から葬式ってパターンがたしかに多いけれど、最近だと"1日葬"っていって1日でまとめて済ますことも少なくない。

お通夜って何をするもの?お通夜の意味やマナーについて詳しく解説【みんなが選んだ終活】

③"菩提寺(ぼだいじ)"ってある?、自分の"家のお墓🪦"がどこにあるかは知ってる?

 葬式はやってもやらなくてもどっちでもいいとは言ったけれど、やるとしたら必ず連絡を取るべきところがある📲。自分の家と付き合いがある『菩提寺(ぼだいじ)』ってお寺だ👨‍🦲📿。菩提寺って名前のお寺があるんじゃなくて、『自分の家が檀家(だんか)になっている付き合いのあるお寺さん』ってやつで、もし家に仏壇があって、お盆の時期とかにお仏壇にお経をあげに来てくれるお坊さんがいるのであれば、そのお坊さんのお寺がその家の菩提寺ってことになる。

菩提寺とはなんですか?菩提寺の意味 | 大人のためのbetterlife マガジン『enpark』

 菩提寺があるなら"自分の家のお墓🪦"もそのお寺の管理領域内にあることになる。お葬式が終わった後に"納骨(のうこつ)"と言って火葬して骨壷に収めたお骨☠️をお墓に埋葬する。なので、どこに自分ちのお墓があって埋葬するかを把握しておくのは大切なこと。"分骨(ぶんこつ)"っていって故人の骨☠️を小分けにしてバラバラに埋葬するパターンもある。合同墓(ごうどうぼ)っていう、地域ごとや役所やいろんな団体が管理している、大勢の人の骨をまとめて埋葬している場所もある🪦💐☠️。

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③故人(=死んだ人)の"本籍(ほんせき)"を把握しておこう

 人が亡くなると面倒臭い手続きがたくさんある🙄。まず医師から死亡診断書👨‍⚕️ってのを書いてもらって、それを元に死亡届ってのを市役所に提出する📑。死亡届を書いてもらうのは遺族にやってもらうけれど✍️、提出したらその後の手続きは葬儀屋がやる。市役所に死亡届を提出すると今度は、火葬埋葬許可証ってやつになって、それもまた葬儀屋が火葬場に提出する。死亡届ってのはたくさんコピーをとって葬儀屋から遺族に渡されるので、それが各種保険の支払い等に必要なので大切にしましょう📑📑。ここで大切なのが死亡届には故人の『本籍』を書く欄があること‼️。ぶっちゃけ、市役所に提出すれば後からわかるけれど、事前に把握しておいた方が無難。自分の親の本籍とか知ってますか?

④ご遺体はどこに安置する?

 日本人が"死ぬ場所"はたいてい病院🏥。最近だと介護施設も多いんだろうけれど、どこであれ亡くなるとそこから追い出される。病院も施設も遺体を置いといてはくれない(短い期間ならいいかもしれないけどどっちにしろ移動しないといけない。)なので亡くなったらすぐに葬儀屋に連絡して"搬送"してもらわないといけない。葬儀屋はいつでも多忙で満員御礼なので、時期や場合によってはすぐに移動先の確保ができない場合もある。葬儀屋の安置室に安置すると、それなりの金額が取られる💸💸。『故人の意思』とかで自宅安置🏠🛌💐になる場合もおおいけれど、これも『危ないな...👴👀』とおもったら事前に準備しておいた方が無難。

 

....言いだせばキリがないけれど、最初の一手としてはこのくらいのことは把握しておいた方がいいです🙄。

本当に大変なんです。

人が死ぬのって。👼

 

fin.