孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない

『信仰とは、常により大きな真実のために、より小なる真実を信じないということを含んでいる。』by『朝の食卓の大学教授』シャーロック・ホームズ

 日本国内最低最悪の害悪介護ブロガーの俺様には、2人、尊敬する先達がいらっしゃる。1人は自分がブログを綴るきっかけになった..

やるきのない介護職員のぶっちゃけた話 - もってけ!ずしおうまる

👆の記事の著者であらせられるお方と(必読)、もう1人は、介護のライトサイド👼の化身のごとき素晴らしく"正しい"記事を投稿されているお方だ。わかりやすくスターウォーズで例えるなら、彼がルーク・スカイウォーカーで、介護のダークサイド😈専門の俺様は..まぁ..ドゥークー伯爵にでもしておこう(※不遜)。今日はそのライトサイドの化身様が投稿された記事を紹介したい

筋を通し続けるのは難しい。 - カブッキーランドのこどおじ介護士カイトキュンのライフハックブログ

 なにやら非常に"意識高い系"の素晴らしい介護職員さんを紹介されている。どんなに忙しい時でも、ご利用者様👴👵と接する時には、床に膝をついて(=つまり跪いて)相手の目線の高さに合わせて(高齢者介護現場の神々はベッド上で寝たきりだったり🛏️、車椅子👩‍🦽🧑‍🦼に乗っている人が大半なので自然とそうなる)、しっかりした敬語を使って接していたそう👀。まことに模範的な立派なケアワーカー(=尻拭き奴隷)である。この清廉なる求道者たる彼(便宜上そう呼ぶ)は、介護の高みを目指して施設介護から訪問介護サービスへと自分の信仰の場を移す決意をしたそうで、国家資格の介護福祉士を取得したそうな。上司のケアマネさんから『必要』といわれたそうだけれど、ぶっちゃけ介福(かいふく=介護福祉士)なんてあってもなくてもどっちだっていいような資格だし、転職するのに上の許可を取る必要?があるのも謎だ。晴れて在宅介護🏠で働きだしたらしい彼は、自分の医学知識の無さに咽(むせ)び泣き、さらに高みを目指すために看護師になったんだとか。なんともまぁ目の醒めるような素晴らしい志しを持った尊敬すべき立派なケアワーカー(=尻拭き奴隷)...いや、医療従事者さまである。ぶっちゃけ経験上、一番、いっしょに働きたく無いタイプの職員だ。

あっ、"偏見"じゃなくて"経験"ねw

 長年、現場をやっていて勝手に思っているのだけれど介護(福祉)というのは職業というよりも宗教に近い。特に福祉の中でも介護界隈で働くというのは、就職するというよりも"出家する🧑‍🦲"というイメージがしっくりくるような気がする。お世辞にも良いとは言えない待遇、社会の中の位置付けの中で、ひたすらに奉仕と献身、"滅私"の人生を送ることを求められるところとか特にそうだ。似ているなんて言ったら炎上しそうだけれど、ご近所の"医療界隈"が"究極の"理論と理屈"の世界であるように"こっち側"の"介護界隈"は極限の"思想"の世界だ。なによりも「そうあるべき」が優先される宗教だ。当然、理屈も理論も効率も合理性もすべてどがえしして。("科学的介護"なんて流行り言葉もあるけれど今回は割愛する)この、とってもおっかないカルト宗教の介護教(笑)には上記で紹介されているような、まっことに素晴らしい理想と思想で持って働いている人も少なく無い。かといって全員がそうかと聞かれれば決してそんなことはなくて、別に信仰(介護)なんかに興味はなかったけれど環境や状況によって仕方なく働いている奴らも珍しく無い(俺はこっち側)。戯言だけれど、中世の時代🏰🏯を想像していただいて、宗教(=思想の世界。比喩としての介護界隈)に携わるような人種というのは、やたらめったら"篤い信仰心"を持った奴らか、"それ以外にどうしようもなかった"奴らかの2択だ。そんでもってこの二者の間ではとんでもなく軋轢が生まれる😕。信仰者(=意識高い側)の介護職傍観者(=意識低い側)の介護職..つまり俺みたいな奴!が許せない。ひたすらに素晴らしい思想、正しい理念でキラキラキラキラしながら意識の高さが成層圏を突破していく🌏🚀🌕。俺みたいな傍観者(=意識低い側)のうんこ拭き💩からすると、『いや..そこまでやらんでも』やら『言わんでも』..『こいつ何言ってんだ?』となってどんどん乖離していく。宗教として信仰として"介護やってる"信仰者たちは、どんどんどんどん先鋭化して、そうでない周りの奴らを『十分でない』として見下したり攻撃するようになっていく。過激な思想のテロ組織の『イスラム国』が、同じ宗教で思想で同胞のはずの一般的のムスリム達にも攻撃を仕掛けるのに似ている気がする。そこまで強固な信仰になってしまうと、どんどんどんどん話が通じなくなっていってしまう。なにせ信仰(=正しさ)なので歯止めが効かない。こと高齢者介護に話を絞るならば、その正しさと信仰の成れの果てが、訳のわからない気持ちの悪い、高齢者の神格化と介護職の奴隷化、"8日目の蝉👴👵"たちを10日目、20日目まで無理やり延命させなければいけないグロテスクな異常さ..ここまでで、もうだいぶ脱線と曲解している自覚もあるけれど、こういう"思想"やら"理想"、"正しさ"にのめり込み過ぎると正義中毒というやつになってしまう。この正義中毒という単語。まじで万人に覚えてほしい言葉で、脳科学者🧠の中野信子女史の著作に詳しく載っている📚。てかこの単語生み出したのがたぶんこの学者さんだ👀

 信仰と正しさには際限が無くて、正義には限界がない。自分が信じる"正しさ"を振り翳せば、人間なんだってやるようになる。ロシア🇷🇺はウクライナ🇺🇦に侵攻したし、ガザのハマスイスラエルにロケット打ち込んで子供を殺す。イスラエルはガザを空爆して子供を殺す。どっちも正義らしい📺👀。

 なんだかじぶんでもなに言ってんだかわからなくなってきたから終わりにしてポテトチップスでも食べようそうしよう。

 

fin.