つい先日、施設の入所者(長期の人70人中)の60人に一斉に、5?6?回目のコロナワクチンの接種が行われた💉。何時に医者が来るから何時までにオムツ交換や排泄介助🚽やらを終わらせて、各棟それぞれから、どういう手順でどういう動線で、寝たきり🛏️や車椅子👩🦼の神々(要介護者)を動かして..と事細かに紙面で指示がなされていた一大事業だ😵💫。当然そうなってくると数日前から入浴の日程が変わったり、排泄介助のタイミングやら"なにがどうあるべきか"に則っての通常業務の改変が行われる。うちの特養はとにかく精密に機械的に動くことを求められるところなので、紙面で指示された"動線とタイムスケジュール"を完璧に遂行しなければいけない。そのための細かい計画と指示書だ📄👀。
が、しかし....
なぜだか予定されていた時刻より1時間以上早く医者(の野郎)が到着してきた👀⁉️。日程外なのだけれど、当然お医者様は『俺様が到着すればすぐにでも完璧に作業が始められる状態になっている』と考えておられるわけで、整っていない現場を見てキレ気味。用意されていた椅子に足を組んでふんぞり返りながら怒鳴っていた😵💫💫。医者っつーのは基本的に"王様🫅"のことで、俺たち最下層の奴隷(介護職)からすると、どいつもこいつも暴君で、その“お言葉“の一言一句、一挙手一投足に大変恐縮しながら接させていただいている。なので俺は医療者が大好きだ。(※)言うても実際にワクチンの注射💉をするのは、お医者様の大名行列の“お付き”の看護師たちで、施設(特養)の看護師もそれに参加していた👀。王様🧑⚕️のやることは延々と運ばれてくる要介護痴呆老人たちの問診で、そもそも言葉も通じない入所者たちに一言二言声を掛けて問診票にサインをするのが役目だ。『今日の体調はどーですか?』、『前回ワクチンをやった時になにか体調不良はありませんでしたか?』みたいな定型文の声かけをして、当然、大半が意思疎通不可能なので『........』な入所者たち👴👵の問診票にOK🆗の捺印をしていく。1秒だって間が空かないように、一瞬だって手を煩わさないように、その周りを奴隷たち(介護職)が駆けずり回る。問診とワクチン接種の順番待ちに長蛇の列が出来て、注射が終わったあとには、それぞれ15分間の待機時間⏰があるので、せまい接種会場はごった返す😖。王様🫅(医者)の到着が1時間以上早まったので、ワクチン接種前に必要な体温測定が終わっていなくてそれでまた大混乱😱。ふだんは知らん顔している事務屋さんたちも巻き込んでの狂乱だった💉
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ただ、そもそも、この期に及んでワクチン接種ってやる必要があるのだろうか❓特別養護老人ホームの終末期の寝たきり老人たちに。身も蓋もない言い方をするなら“死ぬ順番待ち”の為にゴミ箱🗑️のような環境に押し込められている神々のために❓それはもう、病院や医者や製薬会社の売り上げと、バ..ご家族さま(笑)の“安心”の為だけに、自己負担率がバカ安いであろうワクチンを老人たちに接種させるのは何のためだろう❓もういい加減、サッサと虹の橋🌈を渡って貰わないと困る人たちに、そこまでのコストをかけるのは何故だろう❓それは“正しさ”であり、“正義”であって道理であるのだろうけれど、俺のようなクズの“考え”は間違っているのだろうけれど、
fin.