孤高の底辺。うんこ拭き(介護福祉士)おじさんの戯言ブログ💩:®️

“奴隷(介護職)”をクビになって、“社畜(葬祭屋)”になってまた介護職に復職したおっさんの随筆集✍️

二月の敗者

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 如月のあのイベントの思い出🍫、、

今から30年近く前のお話し....当時小学生のガキだった俺様には、とても仲が良かった友達がいた。M君とする。M君は頭脳明晰、スポーツ万能!しかも習い事でバイオリン🎻なんかをやっているクラスの人気者だった。当然、"野比のび太"的小学生だった俺とは、なにか共通点があったわけではないが、家が比較的近かったことと、登下校の際によく一緒に帰っていたこともあって割と仲が良かった。なにせM君とは家で一緒にスーパーファミコンドラクエ3をやった仲だ。これはもう間違いなく親友だろう🎮📺笑 小中と同じ学校だったのだけれど、自分が地域の中の学力最底辺の公立高校(スーパー不良高校)に進学して、彼は地元1番の進学校に進んでから付き合いも無くなった。風の噂に聞いたのだけれど、その後彼は東北大学に進学して、地元に戻ってきて県庁の職員になり、結婚して今では二児のパパをやっているそうな。うーんこの格差よ。

 話しを戻して30年前の小学生時代。日付はたぶん今日その日。授業が終わって下校時間🌆⏰。校内はいつにもまして騒がしい🏫。ちょうど女子から人気のある男子にチョコを配る日🍫だった。当然、学校にチョコレートなんて持ち込んじゃいけなかったんだけれど、スクールカースト上位の女子たちは👩‍🎓、スクールカースト上位の女子👩‍🎓だからこそ『どこから持ち込んだ?』と思うくらいの小綺麗に包装したチョコレート🍫をたくさん持って、スクールカースト上位の男子の間を駆け回る。下駄箱周辺で2人(俺とM君)で歩いていたところにも、女子児童がたくさんやってきてM君にチョコレートを渡していく🍫👀。当時からステルス機能を搭載していたらしい俺の存在なんぞ当然眼中にないようで、ものの数分でMくんは両手で抱えきれないほどの"チョコの山"に埋もれていった。自分とは別世界...いや、別次元の光景を『すごいなー』と思って眺めていた👀。その日の帰り道はなんとなく気まずくてお互いに『『..........』』ってな感じに並んで歩いていたんだけれど、Mくんがポツリと『◯◯ちゃん(当時の俺の呼ばれ方。太郎だったとしたらタロちゃんみたいな)には俺がチョコあげるからね!』といきなり言ってきた🤯笑 よっぽど物欲しそうな顔をしていたのか、凹んでいる顔をしていたのか分からないけれど、なにやら励まそうとしてくれたらしい。その後になにかお菓子🍪を貰ったような気がする。..何故だかこの事をいまでもよく憶えている。うん。これもう完全に勝者だわ俺様👍🏅🏆😏😛

 M君元気にしてるかな?😁。あれから30年..成長(老化)した俺様は今では、もう滅多にあることではないけれども、どんな社交辞令や、しょぼい義理チョコを貰ったとしても必ずひと月後にはGODIVAを買って返すことにしている厄介おじさんだ😈🍫。

 

fin.